Locker Room

2021年10月21日(木)

【ラストシーズンを迎えて②】

関東大学対抗戦も残すところあと3試合となりました。2回目となる今回の連載では、4年生がペアごとに互いに4年間で成長したと思う点や自分にとって相手はどのような存在かを語っていきます。

 

<後藤祐児・金子恭也>

後藤祐児(HO)

1年生の頃からAチームで活躍し、菅平では全ての試合に出場する強靱な肉体を持ち、泥臭いプレーからビックプレーまでこなす、鉄人のようなラガーマンがいる。そう、彼の名前は金子恭也。彼はラグビーのみならず、先輩や後輩、同期からの信頼も厚く秀才の一面も持っている、将来は良い父親になりそうランキング第一位の男(※後藤調べ)。4年間共に過ごし、近くにいて気づいた彼の最大の魅力は、絶大なる求心力だ。常に彼の周りには人が集まり、ついていきたいと思わせてくれる言動、姿勢は尊敬と同時に憧れている部分でもある。

どんな状況であっても弱音を吐かない、ひたむきな彼の姿に心打たれ続けている。そんな姿を見て、自分も頑張ろうと何度気づかされたことだろうか。ラストシーズン、どんな形であっても、彼らしく、最後までやりきってくれると信じている。

 

金子恭也(LO)

ゆーじはめちゃくちゃいいやつで尊敬する存在です。

例えば、

常にチームを鼓舞し、盛り上げ、チームの雰囲気を明るくしてくれること。

相手を惑わすステップや低く突き刺さるタックルで、身体を張り続ける背中。

FLからHOに転向し多くの壁にぶつかりながらも、愚痴一つ言わずに自分と向き合い、努力し続ける姿勢。

周りを気遣い、元気のない選手に声をかけ励ましてあげる優しさ。

丁寧に話しすぎて、たまに話が長くなってしまうところ。(笑)

など、ゆーじにはたくさんのいいところがあります。そして、立教ラグビー部を支えてくれています。だからこそ、多くの人に愛され慕われているのだと思います。私自身もFWリーダーとして、みんなを支えなければならない存在でありながら、いつもゆーじに支えられていました。ゆーじのおかげで、どんなに厳しい状況でも心を燃やし常に前を見続け、ラグビーをすることができました。引退まで残りわずかとなってしまいましたが、ゆーじと共にチームを盛り上げ続けていきたいと思います。

 

<村田裕太・山本開斗>

村田裕太(LO/FL/NO.8)

山本開斗。

1年目に、「こいつとは仲良くなれそうにないな」と思っていたのが、4年目にして嘘のように感じている。今では、二人でオフの日に寿司食べ放題に行き、オムライスを頬張り、特盛うどんをすすっては、締めにチョコレートパフェを食べるような関係である。開斗とは、ただ仲が良いだけでなく、本音を語れる数少ない仲間である。彼の強みは、その“芯の強さ”だ。自分で決めた信念をなんとしても貫こうとする。その意思の強さはチームメイトの中で一番だと個人的に感じる。また、後輩の面倒見がとても良く、多くの後輩たちに慕われている。彼の気骨稜稜な姿に加え、チーム内であらゆる立場にいた「山本開斗」という男だからこそ成し得ることができるのだ。今の立教ラグビー部にとって、彼のような目標に愚直な男こそ、必要不可欠な存在だ。今年の関東大学対抗戦、明治戦にて、初めて共に紺ジャージを纏い、大舞台で闘うことができた。個人的に、立教でとても充実した試合の一つであった。引退まで残り2ヶ月。10年間のラグビー人生における集大成を、開斗と共に闘い、最後まで走り抜く。

 

山本開斗(NO.8)

「不器用な男の真っ直ぐな4年間」

村田裕太。

彼とは立教ラグビー部で共に多くの壁を乗り越え、苦楽を過ごしてきた友だ。入学時、色んな意味で未熟だった自分を変えてくれたのは村田だったかもしれない。彼は人一倍不器用な反面、物事に対して真っ直ぐだった。そしてここぞという重要な場面、逃げることはない。夏の猛暑の中、練習を離脱することもあったが、重要な局面には、チームの為、勇敢に身体を張り続けてきた。その姿をみて、チームメイトは「やっぱ村田って強いな」と口にする。そして彼は1年生から現在まで、人として大きく変わった。勝負の世界では優しすぎる程の彼だったが、現在、自身の思いを真っ直ぐに伝える内面的な強さが特に成長したと思う。立教No.1の強さとラグビーに懸ける真っ直ぐな想いは、今ではこのチームを支える大きな武器である。残りの限られた時間、彼と共に立教ラグビー部に何か残せるものを模索し、グランドで輝き続けたい。

 

<菱川浩太・伊藤総真>

菱川浩太(SO/CTB)

1年長く在籍することにした自分を一番温かく迎え入れてくれたのは、少年Sかもしれない。今自分がのびのびとプレーできているのも、少年Sのおかげだ。今年、少年Sとはウエイトペアとして、腕がちぎれるまで、肩が上がらなくなるまで追い込んだ。どこか可愛い後輩だった少年Sは、みるみる大きくなり少年から青年と変化していった。強く、たくましくなった青年Sはチームを支えるSOにまで成長した。可愛い後輩から頼れる同期になった「伊藤総真」とこれからもパンプしていきたい。

 

伊藤総真(SH/SO)

私が怪我で練習から離脱していた時、彗星の如く彼は目の前に現れた。そう、同じく怪我を抱えていた菱川浩太だ。彼の屈強な身体とウエイトへの熱い想いにいつも刺激をもらっていた。ラストシーズン、諦めずに頑張ることができていたのは彼の存在があったからだと思う。昨年、立教の12番として躍動しチームを引っ張った彼のラグビースキルと冷静な判断力は言うまでもない。皆が完全復帰を待ち望んでいる。