2022年11月9日(水)

【ラストシーズンを迎えて③】

4年生にとって、最後となるシーズンが始まりました。この連載では、残り1回にわたりペアごとに互いに4年間で成長したと思うことや、自分にとって相手はどのような存在かを語っていきます。

 

<池内麻貴人・湯村怜>

・池内麻貴人(学生コーチ)

立教ラグビーロングTシャツにadidasのセットアップジャージが彼の定番のスタイル。手癖の悪さから伸び切った練習着がもはやトレードマークの彼、綾波こと湯村怜。

自分は高校時代から彼とチームメイト。当時から巨体を活かしたボールキャリーは強烈で、幾度となくチームを勝利に導いてくれた。大学に入るとそのフィジカルに更に磨きがかかり、大学2年生で関東大学対抗戦デビュー。強豪校のFWをなぎ倒す姿は、今でも強烈に印象に残っている。

しかし今年は、後輩たちの台頭もありなかなか出場機会を得られていない。ただ間違いなく湯村のフィジカルはチームトップクラスであり、関東大学対抗戦を勝ち抜く上で必要な存在である。彼が再び関東大学対抗戦のピッチに立ち、躍動する姿を心待ちにしている。

 

・湯村怜(PR)

目が細いがゆえにガントゥというあだ名で呼ばれることもある麻貴人。笑うとマクノシタになります。

彼を初めて知ったのは中学1年生の頃。クラスも部活も違うのに名前も顔も知っている超有名人でした。まぁ悪名ですけど、、

高校から同じ部活になり、彼のアツさに気付かされました。彼は大学の途中から学生コーチに転身してしまい、もう一緒にスクラムを組めないのかと寂しさを感じた事を覚えています。

学生コーチとなった現在、共にプレーすることは叶いませんが、練習中彼の声に元気付けられる事が多くあります。

そんな彼と最後は笑って終われるように、残り短い立教大学ラクビー部としての生活を楽しみながら駆け抜けたいと思います。

 

<山田志門・権藤時大・守源>

・山田志門(HO)

 

守源

「こいつ、デカすぎだろ」

初めて出会った大学1年生の時私はこんなことを思いました。

鍛え抜かれた身体に高身長、ラグビーをやるためだけに生まれてきた男なのだと思いました。そんな守源と私はすぐに意気投合し、オフの日は毎週2人で遊びます。普段はおちゃらけている彼ですが、誰よりもストイックであり、人のことをよく見ていて、立教大学ラグビー部のことを誰よりも考えていて、同期が大好きで、そんな彼の大好きなところを1番近くで見てきたのでとても尊敬しています。

社会人になってもラグビーを続ける彼。ケガだけはしないようにね。毎週試合に応援しに行くよ。

彼のいない私の大学生活は考えられません。(きっと今もこの文章を読んでる時に画面の向こうでニヤけてるんだろうなぁ。)それほど彼の存在は私の中で絶大なものになっていたのだと思います。死ぬまでのほんのあとたった60年、これからもよろしくね!大好きだよ!

 

権藤時大

「こいつ、デカすぎだろ」

初めて出会った2年生の時私はこんなことを思いました。

鍛え抜かれたとまではいかない、なんならだらしない身体に超身長、こいつラグビー以外できない男だなと思いました。

そんな権藤とは私はすぐに意気投合し、今ではオフは毎週2人で遊んでいます。

他大学と比べた時でも彼ほど「でかい」男に出会ったことは滅多にありません。全体重をぶつける凄まじいキャリー、音が鳴るほどの圧巻なタックル、ボールをキャッチする時の謎のちょこっとジャンプ、どれをとってもスケールが国際規模です。そして、でかいのはきっと身体だけじゃなかったのだろうな。好きな人に好きだと伝えられる「でかい」ハート。このピュアさこそが彼の1番の強みかもしれません。そんなピュアな彼をこの部で1番愛している自信が私にはあります。

大人になっても5年に2回くらいは会いたいな!これからもよろしくね!好きだよ!

 

長々と嘘か真かわからないことを述べてきました。最後くらいは本当のことを、、。守源と権藤が山田のケツを後ろから押して「大学選手権」でスクラムトライできたら幸せだな。これだけは真だよ!

 

・権藤時大(PR/LO)

2年生のコロナ禍の中、立教大学ラグビー部にどこからかひょっこりとやってきたこの超絶弩級の変人を真っ先に歓迎してくれたのはこの2人でした。思えばこの3年間、ずっとこの2人の手のひらの上で転がされていたのではと感じるほどの仲の良さです。シモンに平日の練習帰りに車に乗っけて志木駅まで送ってもらう中、「あー、疲れたなぁ」など他愛もない会話を交わせば、守源には毎日どこかしらで必ず「くさい!」と煽られる。そんな毎日が今までの人生の中で1番充実していました。そんな日々を振り返っている今になって思うことが1つあります。この2人がいなかったら今の立教大学ラグビー部での生活はここまで楽しく、充実していたものにはならなかったのだろうということです。そしてこの2人がいたからこそ今まで頑張ることができたのだと。そんな友情の下で同じ方向を向いてラグビーを楽しめるのもあと1ヶ月。この2人への「ありがとう」を胸に、悔いを残さぬように全力で駆け抜けていきます。

 

・守源(LO/FL)

 

権藤時大

私としましては、同期について振り返らせてもらえるこの機会に「権藤時大という人間」について考えてみたんですけれども、なかなか簡単には彼のことを紐解いていけない状況がそこにあったかな、みたいな感じで、まあ、少し考えてみました。結論、彼は非常に周りに愛されている部員だと考えます。恵まれた身体に可愛らしい趣味の数々、毎日の練習ではもちろんのことですが、オフに至っても彼を話題に出してしまう部員は私だけではないと思います。彼なりの葛藤の中、大学2年生から途中入部という決断をしたことには脱帽です。コロナ禍での活動制限もあった当時、大変なこともあったと思います。まあ、そんなこと彼のメンタルには適うわけないんですけどね。きっと肉体だけでなく精神力も超大学級、まさにワールドクラスです。しかし、1年のブランクもあり、まだ彼と試合に出たことはありません。残り少ない日々ですが、どんな形であれ共にグラウンドに立てることを期待しています!皆さんも、彼の大迫力のプレーにぜひご期待ください。

権藤時大の天皇賞(秋)はここからです。

 

山田志門

彼もまた間違いなく、愛されている部員の1人でしょう。私たち96期生は同期について問われた際、「仲がいい」と口を揃えて言います。いつもその中心で空気を作ってくれている存在こそ、志門だと思っています。いつも、ありがとう。人見知りの私にとって、人の懐にスルスル入り込む彼の能力は何度羨ましいと思ったことか。すぐに先輩や大人と仲良く打ち解けられる所、襟が伸びきってもTシャツを着用し続ける所は全く変わっていません。仲良くなってからはもうあっという間、私のレベルになると彼の手の内は目を見ればだいたい分かってしまいます。私が自作した超高級マスクを使い続けてくれているのもこの世界で唯一彼だけです。きっと、ここまで読んだ彼は「キモいな〜」って笑ってることでしょう。がにさす察します。張り切りすぎることも多く、身体を痛めながらも、顔だけは必死にウエイトに取り組む姿はチームで1番です。また、やると決めたことに愚直に取り組む彼のAttacking Mindは、たくさんの部員に影響を与えてくれました。もちろん私もその1人です。時に可愛い弟らしく、時に頼れる兄らしく、でもやっぱり友だちで。そんな志門と一緒に肉汁うどんが食べられるのも数える程です。あと少し、死ぬ気で頑張りましょう。

 

<中村華彩・眞野瑞穂>

・中村華彩(MG)

瑞穂とは学部も違ければ所属キャンパスも違く、お互い立教大学ラグビー部に入部しなければ出会わなかったと思う。このように出会い、同じ部活で4年間マネージャーとして活動できてとても嬉しい。ふざけたことばかり話して、くだらないことでもラインする仲である。オフの日に誰かからライン来たと思ったら大体瑞穂からのくだらないTikTokが送られてきていた。

そんなことは置いておいて、私は瑞穂と4年間一緒にいて尊敬するところがたくさんあった。補食担当として、選手の体重が増えるように補食メニューの変更等の改革をした。お弁当業者とミーティングを重ねてより良い栄養素を取り入れるよう商談したり、トレーナーと相談して補食メニューを変更させたり、チームを第一に考え行動し続けていた。話し合いの際は、「でもそれってこうすればいいんじゃない?こうすれば効率良くない?」と一歩引いて物事を考えてチームの最適を模索していた。私はそんな瑞穂の側で自分に欠けている冷静さを取り戻そうと必死に食らいつき、多くのことを学んだ。取り戻せた自信はないけど、瑞穂の考えていることの7割は分かるようになったと思う。残り1ヶ月の立教大学ラグビー部生活。最後まで瑞穂と協力し合い、今年度の目標である「大学選手権出場」を達成するべく最善を尽くしたい。

 

・眞野瑞穂(MG)

個性ある同期の中でも、5本の指に入るほどの超個性派な中村華彩。ケビン(荒木田滉大・分析)に並ぶくらい自由で、良い意味で適当で、たまに謎の休暇を獲得し、何事にも物怖じせず、誰とでもフランクに話せる気さくなところが彼女の魅力であり、いつも彼女の周りには多くの人がいます。私自身、彼女の大胆かつ奇想天外な発想に何度驚かされたことかわかりません。いつも適当に見える彼女ですが、これだけは言えることがあります。チームの勝利に対して人一倍熱い思いを持っていること!そして選手達は知らないかもしれないですが、彼女の機転の効いた発想は、チームを最善に導いてくれています。自由な彼女に振り回されながらも側で過ごしたこの4年間は、刺激的、そして常に楽しかった!そんな彼女といれる残り少ない期間を大切にしながら、私達らしく最後までやり遂げます。

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