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Locker Room

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2023年10月6日(金)

【ラストシーズンを迎えて①】

4年生にとって、最後となるシーズンが始まりました。この連載では、残り4回にわたりペアごとに互いに4年間で成長したと思うことや、自分にとって相手はどのような存在かを語っていきます。

 

<天羽秀太×太田匠海>

・天羽秀太(副将/FB)

匠海の最初の印象は「大人しい関西人」でした。普段は静かでとてもマイペース、たまにマイペースすぎてイラッとすることもあります。しかし、試合になると「スーパー(超)関西人」になり豹変するのです。2年生からWTBとFBでずっと一緒に試合に出続けていますが、匠海サイドのディフェンスで心配になったことは一度もないほどバチバチタックルします。そんな彼は私にとって良きライバル、そして良き戦友です。足も速く卓越したスキルを兼ね備えているため彼から学ぶことは多いですが、自分も負けていられないと思わせてくれる彼は良きライバルです。良きライバルは試合になれば良き戦友になります。ポジションが近いということもあり練習中や試合中は匠海と話すことが多いですが、常にベストな戦術を頭の中で展開していて誰よりも冷静にプレーしていると感じます。

ここまで聞いているといつもは大人しくてもラグビーになると熱くなるかっこいい人かと思われるかもしれませんが、遊びに行くときはちゃんと関西人です。誰よりもテンションが高く楽しそうにしていて、私のことをいじってはケラケラ笑っている匠海はまるで小学生のように可愛いです。私自身ラグビー人生の集大成としている大学時代に匠海と出会えたことはとても良かったと思っています。たくさんの刺激を受け、プレーヤーとしても、そして人としても大きく成長できました。そんな素敵な匠海にはまだまだ話したいことや一緒にやりたいことがあるので社会人になっても仲良くしてほしいと思います。とりあえず京都観光に連れて行ってもらおうかな。

立教ラグビー、そして太田匠海と共に戦える試合も残りわずかですが、最後は匠海と一緒に笑って引退できるよう、天羽秀太まだまだ頑張りたいと思います。

匠海、4年間本当にありがとう!そしてこれからもよろしくです!

 

・太田匠海(WTB)

天羽秀太くんは立教の副将を担っています。が、普段はおちゃらけた感じでその姿を見ていると彼は本当に副将なのかと疑うこともしばしばあります。一方で、グラウンドに立てば状況を整理してチームを導き、強いキャリーでチームを助ける頼もしい選手です。そして、思っているより周りのことをよく見ていて、気づいたらすぐ行動したり、チームメイトに話しかけたりする姿は流石我らが副将って感じです。

秀太は600字くらい書いたらしいのでしゃーなしでもう少し書きます。初めて会ったのはアスリート選抜入試の時で、桐蔭が3人群れていて話しかけにくかったです。そのあと、無事お互い合格し、次に会ったのはコロナの影響により8月でした。ぼくが秀太のことを覚えているか不安だったようですが、流石に覚えていました。ギリギリ。

試合では2年生の後半からずっとバック3を組ませてもらっていて、アップも毎日一緒にやってあげているので、特に最近は、とりわけDF面において阿吽の呼吸を感じます。残りの期間もアップから一緒に頑張って、できれば2人でトライを取って楽しい試合ができればなと思います。

 

卒業後はお酒飲みながら超有名広告代理店でのご活躍を聞かせてください。

#15 #副将 #バック3 

 

<岡本悠伽×井上智香子>

・岡本悠伽(MG)

立教ラグビー部のお母さん、井上智香子。

絶大な信頼と安心感を部員に与えてくれる智香子ですが、ここに至るまで、〝お母さん”と呼ばれるまで、たくさん悩みもがいていた姿を近くで見てきました。入部当時、同期の女子トレーナーは智香子1人で、トレーナーとしての立ち位置や選手との関わり方、だる絡みへの面白い返し方など、大きなことから小さいことまで色んなことに頭を悩ましていましたね。志木駅の五右衛門で何時間も語り合った日々は忘れられません。

 

そんな口下手で不器用だった智香子が、部室やグラウンドのどこかでは必ず名前を呼ばれているくらいどんどん頼もしくなって、選手からの雑な絡みにもズバッとツッコミを入れるようになって。成るように成るか〜とのほほんと生きていた私にとって、その姿が刺激になったし、自分もマネージャーとしてもっと成長したいと思える頑張りの源になっていました。どんな時も弱音を吐かず頑張り屋さんで、ごくたまーに面白い智香子が同期にいてくれて本当に幸せです。引退まで残り僅か、最後の最後まで自分たちらしく、切磋琢磨し合いながら頑張りましょう!

 

・井上智香子(TR)

かなりの頻度で飛び出す奇行はもはや気にならず、その華奢な見た目からは想像できない逞しさばかりが目を惹く悠伽。

前に出る強さ、貫く芯の強さ、眼力の強さ…この4年間、悠伽の強さに頼ってしまうことが何度もありました。

1年生の頃から強い存在感を放っている悠伽が同じ学年のスタッフであることが心強かった。部活でわからないことや困ったことがあった時、真っ先に電話してしまう先は悠伽です。卒業後も困ったことがあったら電話してしまうかも、その時は付き合ってね。

 

極めて内向的(陰キャ)な私にとって、悠伽は正反対の太陽のような明るさを持っています(所謂、陽キャ)。同じクラスにいたら確実に違うグループに属し、教室の隅っこでハジける悠伽を眺めていたことでしょう。そんな悠伽と4年間同じ方向を向いて活動できたこと、スタッフなりの勝ちたいという想いを追い求められていることがとても嬉しい。

 

いよいよ引退が数ヶ月後に迫ってきたけど、最後まで全力で、共に部のために動こう。

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