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Result

<ジュニア選手権大会>

2023.09.23 Sat. 15:00K.O.

 立教大学 

54

25- 7

29 - 0

7

 拓殖大学 

スコア表 拓殖大学_edited.jpg

スタジアム情報

​拓殖大学グラウンド

〒193-0985 東京都八王子市館町815-1

​試合レポート

9月23日(土)

<ジュニア選手権大会>拓殖大学戦

 

 遂に開幕したジュニア選手権大会。「ジュニア選手権昇格」という今年度の目標を達成するためにも、絶対に負けられない一戦である。注目の戦いは、立教のキックオフで始まった。

 

 初めに得点を動かしたのは立教だった。前半4分、相手のミスに素早く反応しペナルティを誘発。敵陣ゴール前左ラインアウトのチャンスを得ると、モールで押し込み、先制トライを挙げた。9分には、再びラインアウトからモールで押し込み得点を10-0とし、勢いづく立教。11分、CTB安食龍之介(3年・城西大川越)の鋭いキックが相手のノックオンを誘い、敵陣10mマイボールスクラムの機会を得る。スクラムから展開し、相手の激しいディフェンスを受けながらもFB長島朔良(1年・立教新座)→CTB白井大督(1年・Hamilton Boys’)→SH川畑俊介(3年・流通経済大柏)→LO太田昌利(4年・立教新座)と華麗にオフロードパスを繋ぎ敵陣深くまで大きく前進。左大外に展開し、パスを受けたWTB天羽究平(1年・桐蔭学園)がトライを奪い、得点を15-0とした。この勢いを止めずに得点を重ねていきたい立教であったが、18分、自分達のペナルティから、拓殖に自陣ゴール前ラインアウトのチャンスを与えてしまう。モールでのトライは阻止したもののディフェンスの隙を突かれトライを献上し、10-7とされる。その後、自陣ゴール前での苦しいディフェンスの時間が続いたが、34分、HO進藤大(2年・秋田)とFL船山駿(4年・立教新座)がカウンターラックでターンオーバーしマイボールとする。外に展開しFB長島が大きくゲインすると、内側にサポートについていたNO.8田中太陽(4年・立教新座)がパスを受け、拓殖から逃げ切りインゴールに飛び込み得点を20-7とした。42分、相手のミスを見逃さず激しくアタックした石川洋志郎(2年・東京)が拓殖のボールを奪い、オフロードパスを放ると、パスを受けたLO太田が拓殖のディフェンスを豪快に突破。ゴール前までゲインした後、NO.8田中にボールを繋ぎトライを獲得し、25-7で前半を終えた。

 

 一つ一つのチャンスを確実に得点に繋げ勝ち切ろうと、強い気持ちで挑んだ後半。立教の勢いは止まらなかった。

 後半3分、拓殖のキックボールをキャッチしたWTB青田遼生(2年・東京学芸大国際)が持ち前のスピードとしなやかなステップでトライライン直前まで前進。フェーズを重ね、PR坂本裕樹(1年・立教新座)が固いディフェンスを跳ね除けトライ。得点を32-7とする。9分には、中央のマイボールスクラムからBK陣が息の合ったパス回しでボールを展開し、WTB青田がトライを挙げ、37-7とするなど、着実に得点を重ねていく。拓殖の勢いある攻撃にも固いディフェンスを見せ、トライを許さない。20分、自陣22mでの必死のディフェンスによりマイボールを獲得すると、SO斉藤空来(2年・國學院久我山)の正確なキックパスで敵陣15mまで陣地を回復。21分、敵陣ゴール前左ラインアウトのチャンスを得るとモールから展開し、PR大倉永登(1年・函館ラ・サール)が鋭く縦に走り込みゲインした後、SH有賀貫人(1年・幕張総合)が拓殖のディフェンスの隙を突き、トライを奪う。得点を42-7とする。33分、拓殖のキックボールをキャッチしたSH有賀を起点に、LO吉田健十(1年・報徳学園)→PR篠原優太(4年・水城)とパスを繋ぐと、PR篠原が力走を見せ、今試合9本目となるトライを挙げた。試合終了間際、敵陣22mにて、こぼれた相手ボールにいち早く反応したCTB須川遼平(3年・桜美林)がマイボールを獲得しフェーズを重ね、LO太田がトライを獲得。FB長島がゴールキックを成功させ、最終スコア54-7でノーサイドとなった。

 

 「ジュニア選手権昇格」を達成する上で絶対に負けられない今試合で、10トライを獲得したことはチームとして自信に繋がったのではないだろうか。しかし、チャンスを確実に得点に繋げることが出来ない場面も見受けられた。課題を改善し、今試合の勢いを止めずに次戦にも必ず勝利したい。

 

文章:立教大学体育会ラグビー部

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