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Result

<練習試合>

2023.08.25 Fri. 13:00K.O.

 立教大学 

​56

21 - 10

35 - 5

15

 拓殖大学 

スコア表 テンプレート_edited.jpg

スタジアム情報

​まるみ山荘58番グラウンド

〒386-2204 長野県上田市菅平高原1278−1

​試合レポート

8月27日(日)

<練習試合>拓殖大学戦

 

 菅平合宿での試合も残り2試合となった。春シーズンから積み上げたものを発揮し、合宿中に設定した各々の目標を達成するべく、選手達はよりいっそう士気を高めて試合に臨んだ。

 

 拓殖大学のキックオフで始まった今試合、先に得点を動かしたのは立教だった。テンポ良いパス展開で敵陣へと攻め込むと前半4分、敵陣22m左スクラムのチャンスを得る。すると、NO.8仙臺蔵三郎(2年・立教新座)→SH北川時来(4年・國學院久我山)へとボールを繋ぎ、最後にパスを受け取ったCTB佐藤侃太朗(2年・國學院久我山)が相手ディフェンスをハンドオフしながら力走し、そのままゴールライン中央へと飛び込んだ。FB天羽秀太(4年・桐蔭学園)によるコンバージョンキックも難なく成功し、幸先良いスタートを切った。9分には、WTB相田快晴(4年・立教新座)→CTB佐藤→CTB福壽佳生(4年・立教新座)とBK陣による素早いパス展開でハーフウェイラインから敵陣へと一気に陣地を広げる。立教はゴールライン手前まで丁寧にフェーズを重ねると、最後はHO二木翔太郎(4年・立教新座)によるオフロードパスでPR佐久間翔悟(2年・桐蔭学園)へと繋ぎ、そのままトライを奪った。得点14-0とする。このまま追加点を挙げたいところだが、拓殖も負けずと果敢に攻めてくる。14分には立教のペナルティにより、自陣22m/ゴール前ラインアウトのチャンスを与えてしまう。その後、FWを筆頭に圧力をかけるもディフェンスの一瞬の隙をつかれ、惜しくもトライを献上。しかし点差を引き離したい立教は敵陣での猛攻撃を続ける。21分には拓殖のペナルティによって敵陣ゴール前ラインアウトの好機を得る。このチャンスを逃したくない立教はそのままモールを形成する。ジリジリとゴールラインまで押し続け、HO二木がトライ。得点21-5とする。40分には自陣ゴール前で激しい攻撃を受けるもLO手塚一乃進(4年・足立学園)やLO日野幹太(2年・立教新座)による強いフィジカルを活かした力強いタックルで相手の攻撃に粘り強く耐え、相手のペナルティを誘発することに成功。何とか守りきり、得点21-10で前半を折り返す。

 

 リードしているもののまだまだ気の抜けない得点差。後半も良いスタートを切り、アグレッシブに攻めようと意気込む。

 

 後半も開始早々、立教はボールを大きく動かし敵陣へと攻め込んでいく。敵陣22mでターンオーバーに成功すると、そこからテンポ良くボールを展開。最後にパスを受けたLO手塚がそのまま走り込みトライを決めた。得点28-10とする。その後、自陣での攻撃を受けるもNO.8仙臺やCTB佐藤の力強く相手に突き刺さるタックルで必死のディフェンスを見せる。ここからは一進一退の展開でどちらも譲らない時間が続く。次にスコアが動かしたのは立教だった。後半19分、PR石原捷聖(1年・東海大大阪仰星)が相手を振りほどき、大幅なビックゲインを見せ、敵陣22mまで一気に攻め込む。その後、敵陣ゴール前左スクラムからFWを中心にアタックを繰り返し、FL羽間圭司(4年・東海大大阪仰星)がトライラインに飛び込んだ。得点35-10とする。この得点を皮切りにさらに立教の勢いに拍車がかかる。24分には、自陣22m付近から素早いパスを左へ大きく展開し、CTB福壽がラインブレイク。アシストについていたFB天羽にキックパスを繋ぎ、ボールを拾い上げたFB天羽がそのまま走り込みトライを決めた。ゴールも決まり、得点42-10と大きく点差を突き離した。その後も立教は最後まで気を抜くことなく、攻めの姿勢を続ける。37分には自陣深くまで攻め込まれ、ピンチを迎えるもメンバー全員がコネクトして必死のディフェンスで得点を与えない。さらに相手のペナルティからクイックスタートで敵陣へと一気に攻め込む。敵陣10mからHO二木→CTB福壽へと素早くパスを繋ぎ、ディフェンスラインを突破すると、最後にボールを受けたWTB青田遼生(2年・東京学芸大国際)が空いた右サイドに走り込み、トライを挙げた。最終スコア56-15でノーサイドの笛が鳴った。

 

 菅平での合宿では最後まで勝ちにこだわり続け、A戦は見事全勝することができた。しかし2週間後には関東大学対抗戦、初戦の早稲田大学戦を控えている。「大学選手権出場」を目指す立教にとって、一戦一戦の勝利をつかみ取ることが重要な鍵となってくる。チームとしてより成熟した姿を見せることができるよう、残された時間、部員一人一人がたゆまぬ努力を重ね進化を遂げていきたい。

 

文章:立教大学体育会ラグビー部

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