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Result

<関東大学春季大会>

2023.06.11 Sun. 12:00K.O.

 立教大学 

26

26 - 0

0 - 14

14

 日本大学 

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スタジアム情報

​日本大学稲城総合グラウンド

〒206-0822 東京都稲城市坂浜1382

​試合レポート

6月11日(日)

<関東大学春季大会>日本大学戦

 

 関東大学春季大会の最終戦である今回の日本大学戦。慶應義塾大学、筑波大学を破り、勢いに乗る強豪日本大学を相手に立教のキックオフで前半が始まった。

 

 最初に試合を動かしたのは立教。開始早々、SH北川時来(4年・國學院久我山)からの素早い球出しをSO相田快晴(4年・立教新座)→CTB佐藤侃太朗(2年・國學院久我山)へと見事に繋ぎ、WTB大畑咲太(1年・東海大大阪仰星)が約30mほどの激走とグラバーキックでゴールライン手前まで大きくゲイン。ゴール前ラインアウトのチャンスを得ると、そのままモールを形成。日大の抵抗に苦しみながらもFW陣が押し込み、最後はPR佐久間翔梧(2年・桐蔭学園)によるトライで早くも先制点を挙げると、FB天羽秀太(4年・桐蔭学園)も角度のあるコンバージョンゴールを成功させ、得点は7-0となる。前半7分、マイボールラインアウトから日大のオフサイドを誘い、立教はペナルティゴールを選択。FB天羽がペナルティーキックを確実に決め得点を10-0とする。8分、日大のキックオフをLO手塚一之進(4年・足立学園)がキャッチし、HO二木翔太郎(4年・立教新座)に繋いで素早く陣地を挽回、敵陣22mライン付近までゲイン。12分、ゴールライン直前で日大のノックオンから2度目のペナルティキックのチャンスを得ると、FB天羽が成功させ得点を13-0とする。15分、蹴り合いから敵陣22mライン付近でのラインアウトで日大のペナルティを誘うと、FB天羽が3度目のペナルティーゴールを成功させ、得点は16-0。19分、自陣ゴール手前まで深く攻め込まれるが、立教の堅いディフェンスが日大のオブストラクションを誘発し、ピンチを脱出。続く28分にも日大のペナルティーからペナルティーゴールをFB天羽が決め、19-0と得点を突き離す。34分、HO二木のジャッカルからチャンスメイクし、敵陣でのラインアウトからターンオーバーする。LO手塚の突進によりゴールライン手前まで大きくゲイン。フェーズを重ねるも中々攻めきれず、惜しくもターンオーバーされた。41分、CTB佐藤のナイスチャージからNO.8仙臺蔵三郎(2年・立教新座)がフォローしそのままゴールラインに飛び込み、公式戦初トライ。その後のFB天羽のコンバージョンゴールも成功し、26-0で前半を折り返した。

 

 日大を相手に、1トライも許さずリードを広げた前半。再度意思統一を図り、選手たちは後半に挑む。

 

 立教優位で終えた前半と打って変わって後半は苦しい展開となった。日大のキックオフで始まり、お互い一進一退の攻防が続く。後半9分、SH北川が自慢の脚力を活かしたボールチェイスでゴールに迫るも惜しくもトライならず。日大の攻撃が激しさを増す中、立教決死のディフェンスで対抗する。しかし、LO手塚の軽快なステップからのゲインなどの好プレーも叶わず、ミスによりトライを献上してしまう。その後も日大の反撃は止まらず、38分、2度目のトライを許し、26-14と点差を縮められていく。終了間際には日大の猛攻を受けたが、気持ちを切らさず鋭いディフェンスでなんとかゴールを守りきり、26-14でノーサイドとなった。

 

 前半は立教優位にゲームを進めたものの、相手のミスによりチャンスを得られた場面も多く見受けられた。しかし後半は、相手優位となったがディフェンスを崩さず守りきることができた。関東大学春季大会での初勝利は、より一層チームの自信と士気を高めるきっかけになったと確信している。秋の関東大学対抗戦に向け、チーム一丸となって万全の状態で試合に臨みたい。

​文章:立教大学体育会ラグビー部

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