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Result

<定期戦>

2023.07.01 Sat. 15:00K.O.

 立教大学 

114

64 - 0

50 - 0

0

 学習院大学 

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スタジアム情報

​学習院大学北グラウンド

〒171-0031 東京都豊島区目白1-5-1

​試合レポート

7月1日(土)

​<定期戦>学習院大学戦

 

 学習院大学との定期戦は今試合で2回目の開催となる。数多くの観客が見守る中、選手達は士気を高めて試合に臨んだ。立教のキックオフで始まった試合は白熱したものとなった。

 

 前半開始早々、得点を動かしたのは立教。ハーフライン右ラインアウトからターンオーバーに成功すると、素早く左サイドへとパスを展開していく。最後にCTB江田優太(3年・川越東)からパスを受けたFB大畑咲太(1年・東海大大阪仰星)が華麗なカットインで学習院ディフェンスをすり抜け、自陣10mからの独走トライを決めた。先制点を挙げ、チーム全体が活気づく良いスタートを切った。続けて6分には軽快なパス繋ぎで、敵陣へと攻め込む。ボールを持ったPR石原捷聖(1年・東海大大阪仰星)が敵陣22mまで前進し、最後にLO白石和輝(2年・國學院栃木)の素早い判断でオフロードパスを受けたSH北川時来(4年・國學院久我山)が学習院ディフェンスをかわし、そのまま勢い良くトライ。WTB相田快晴(4年・立教新座)のゴールキックも難なく決まりスコアを12-0とする。その後もPR岸本侑也(1年・日川)の低く鋭いタックルやLO手塚一乃進(4年・足立)の力強いキャリーなどの好プレーなどにより、学習院に反撃の隙を与えることなく着実に得点を重ねていく。31分には学習院のハイパントキックをNO.8仙臺蔵三郎(2年・立教新座)がキャッチすると、学習院ディフェンスを振り払い、ハーフラインから独走しそのままトライラインへと飛び込んだ。得点43-0とする。40分には、立教のペナルティにより自陣22mまで攻め込まれるがターンオーバーに成功する。ラックからボールを拾い上げたFB大畑が俊足を活かし、敵陣深くに攻め込んだ。その後、SO安食龍之介(3年・城西大川越)によるロングパスを受けたNO.8仙臺がそのまま走り込みトライを挙げた。立教の勢いは止まることなく、前半終了間際には、丁寧かつ迅速なパスで敵陣へと攻め込む。SO安食へとボールが渡ると、力強いランで相手のタックルを振り払い、大きくゲインする。その後、敵陣ゴール前右ラインアウトからのボールを受けたSH北川が力強い突進で学習院ディフェンスを打ち破り、トライを奪った。65-0で前半が終了した。

 

 後半も立教のテンポでプレーをし、油断せず最後まで全員で走り切ろうと一丸となったハーフタイム。

 

 前半の勢いを後半に繋げたい立教は、後半開始早々からアグレッシブに攻め、敵陣でのプレーに持ち込む。後半4分、学習院のハイパントキックをWTB長島朔良(1年・立教新座)がキャッチすると、BK陣による巧みなパス回しが展開され、最後にパスを受けたCTB佐藤侃太朗(2年・國學院久我山)がインゴール中央に独走トライを決めた。SO髙木大地(4年・立教新座)によるコンバージョンゴールも成功し、得点71-0とする。その後、PR大上翔(2年・京都成章)やFL日野幹太(2年・立教新座)らFW陣のひたむきなディフェンスで、気迫のあるプレーを展開していく。18分には立教がペナルティを犯し、自陣22mまで迫られるもラインアウトからのターンオーバーに成功。CTB福壽佳生(4年・立教新座)→WTB相田→WTB太田匠海(4年・京都成章)とテンポ良いパス展開で右サイドの空いたスペースを駆け抜け、敵陣ゴールラインまで迫り、最後はWTB相田がトライを挙げた。その後も立て続けにトライを奪い95-0と点差を広げ、立教は勢いを止めることなく猛然と攻め立てる。34分には、敵陣10mマイボールスクラムからBKの素早いパス回しでアタックラインを上げていく。さらに左右に展開し連続攻撃を繰り広げ、HO二木翔太郎(4年・立教新座)の突進で学習院ディフェンスを振り払いトライラインへと飛び込んだ。得点100-0とする。しかし、学習院も負けじと果敢に攻めてくる。40分には自陣で学習院の激しい攻撃を受ける。しかしFL有山輝(1年・所沢北)やPR大倉永登(1年・函館ラ・サール)による力強く相手に突き刺さるタックルなど、ディフェンス面でも学習院の攻撃陣に次々にプレッシャーかけ、何とかターンオーバーに成功。すると42分、学習院ディフェンスの隙をつきWTB相田が大きくゲイン。その後、テンポよくパスを回して最後にはWTB太田が相手のディフェンスを寄せ付けない俊足で右サイドを駆け抜けそのままトライ。SO髙木のキックも成功し、114-0と大差をつけ試合終了となった。

 

 最後まで勝ちにこだわり続け、春シーズン最後となる定期戦で、見事大差で白星を飾ることができた。また学年関係なくメンバー全員で臨んだ試合で勝利を収め、より一層チームの自信と士気が高まる勝利となった。しかし現状に満足せず、今試合で見つかった多くの課題を洗い出し、秋シーズンの試合に向けて克服し、今後さらなる成長を遂げることを期待したい。

文章:立教大学体育会ラグビー部

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