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Result

<関東大学対抗戦>

2021.11.20 Sat. 11:30K.O.

 立教大学 

 20

10 - 12

 

10 - 15

 
 
 

27

​ 筑波大学 

211120vs筑波.jpg

スタジアム情報

秩父宮ラグビー場

東京都港区北青山2丁目8−35

​試合レポート

11月20日(土)

<関東大学対抗戦>筑波大学戦

 前節の日本体育大学戦で敗北を喫してから2週間。憧れの地、秩父宮ラグビー場に立つことを目指していた全部員の気持ちを胸に、23人の戦士がグラウンドに降り立った。晴天の中、第6節となる筑波大学戦に挑む。


 多くの観客が見守る中、筑波のキックオフで始まった。一進一退の展開でどちらも譲らない時間が続く。試合が動いたのは前半17分、立教のペナルティから自陣22メートル付近でのラインアウトを与えてしまい、モールで押し込まれ先制トライを決められる。その後懸命にアタックを試みるものの、ハンドリングミスやペナルティにより立て続けにトライを許す展開となる。28分、立教に敵陣深くでのラインアウトのチャンスが訪れる。体勢を崩しながらもパスを繋ぎ、隙を見てCTB中優人(1年・桐蔭学園)がドロップゴールを狙うが惜しくも得点に繋げることはできない。32分、筑波のペナルティにより得たチャンスでSO安藤海志(3年・京都成章)はショットを選択。低い弾道で鋭いペナルティーゴールを決め3点を獲得、3-12とする。このプレーを皮切りに立教の勢いに火が付く。35分、立教の低く刺さるタックルで筑波からボールがこぼれ落ち、素早く反応したSO安藤がCTB中へパスを繋ぎゴール前にキック。筑波のノックオンを誘発し、ゴール前マイボールスクラムというビックチャンスを得る。NO.8紀伊雄介(3年・桐蔭学園)がボール持ち出しFL山本開斗(4年・桐蔭学園)→PR大和大祐(3年・桐生第一)とラックを重ねディフェンスラインの隙を突いたLO村田裕太(4年・函館ラ・サール)がインゴールに飛び込みトライ。SO安藤のコンバージョンも成功し10-12と点差を詰め、ハーフタイムを迎えた。
 
 後半開始後6分、SO安藤のハイパントで筑波のペナルティを誘い、立教はペナルティーゴールを選択。キッカーのSO安藤から放たれたキックは綺麗にゴールへと吸い込まれ3点を追加し、13-12と逆転に成功する。このまま勢いを継続させたい立教だが、度重なるペナルティやディフェンスでのシンビン、セットプレーのミスにより筑波にチャンスを与えてしまう。ゴール前ラインアウトを起点とした攻撃により2トライを献上、13-22と逆転を許す。何とかして1トライでも取り返したい立教。2分のアディショナルタイムがアナウンスされフルタイムが迫る41分、テンポよくラックを重ね、ジリジリとアタックラインを上げていく。SO安藤からTB舟橋広倫(4年・名古屋)へとパスが渡り大きくゲイン。並走していたSO安藤とワンツーでパスを交換し、最後ディフェンスに絡まれながらもWTB舟橋がトライを挙げる。コンバージョンも決まり20-27でノーサイドとなった。

 惜しくも敗北を喫したが立教にとって自信につながる一戦となった。次戦の青山学院大学戦は更に激しい戦いになることが予想されるが、立教の真価を見せつける試合をしてくれると信じている。

​文章:立教大学体育会ラグビー部

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