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Result

<ジュニア選手権大会>

2022.10.15 Sat. 12:00K.O. 

 立教大学 

20

3 - 12

17 - 14

26​

 山梨学院大学 

図3.png

スタジアム情報

山梨学院大学グラウンド

〒400-0812 山梨県甲府市和戸町670−1

​試合レポート

10月15日(土)

<ジュニア選手権大会>山梨学院大学戦

 

   惜しくも敗戦を喫した青山学院大学との1戦から1週間。秋シーズン悲願の1勝を掴むため、万全の準備をした23人が挑むのは山梨学院大学である。清々しい秋晴れの中、山梨学院のキックオフで試合が始まった。

 

   前半開始4分、ハーフラインでの山梨学院ボールスクラムから一気に自陣に攻め込まれるが、立教の必死のディフェンスでターンオーバー。しかし、山梨学院のディフェンスによってライン外に身体を出されてしまい、ラインアウトのチャンスを与えてしまう。そのままフェーズを重ねられトライを献上、スコアを0-5とする。7分、立教のペナルティから山梨学院ボールのラインアウトでモールを形成されるとそのまま押され、またもやトライを献上。0-12とスコアを離される。HO山田志門(4年・函館ラ・サール)のジャッカルやFL白石和輝(1年・國學院栃木)の身体を張ったナイスディフェンス、FB江田優太(2年・川越東)の相手のミスを誘う巧みなキックなど立教らしい懸命なプレーが目立つも、小さなミスを多発し、なかなか得点を挙げられない。30分、山梨学院のハイタックルから立教はショットを選択。CTB相田快晴(3年・立教新座)が敵陣22mラインからのキックを落ち着いて決め、スコアを3-12とする。このまま点差を縮めたい立教は38分、WTB佐渡亮太(4年・立教新座)の果敢なディフェンスでターンオーバー。立教FW陣が強気なスクラムで山梨学院のコラプシングを誘うと、トライライン目前でのラインアウトと絶好の機会を得る。モールを形成し丁寧にフェーズを重ねていくが、ペナルティを犯し、重要な場面で好機を活かせぬまま前半が終了した。

 

   山梨学院を圧倒する早いセットと最後の一瞬まで走り切ることを全員で誓い合い、後半が始まった。6分、SO斉藤空来(1年・國學院久我山)のナイスタックルでボールを奪うと、CTB相田→SH川畑俊介(2年・流通経済大柏)→LO手塚一乃進(3年・足立学園)→LO島﨑太志(1年・桐蔭学園)と素早いパスを展開する。最後にボールを受けたWTB佐渡が50mを走り切るビッグゲインでトライラインまで近づくも、ラックからボールがこぼれ大きなチャンスを逃してしまう。9分、相手の落としたボールに素早く反応したNO.8仙臺蔵三郎(1年・立教新座)からCTB相田→SO斉藤へとパスを繋ぐ。最後は再びWTB佐渡が持ち味の俊足を活かしグラウンド左から中央へと駆け抜けそのままトライ、ゴールも成功し10-12と点差を縮める。10分、山梨学院のオフサイドでショットのチャンスを得ると、FB江田が難なく決めスコアを13-12と逆転に成功する。このまま点差を広げたいところだったが17分、立教のオフサイドからそのままフェーズを重ねられトライを献上、13-19と再び逆転を許してしまう。両者共にチャンスを作るが活かせない、一進一退のゲームが続く中、34分、山梨学院SOのキックから放たれたボールが右大外のプレーヤーに渡り、そのままトライ、13-26と点差を離されてしまう。しかし36分、立教も意地を見せる。FB江田がキックで相手を交わすとそのボールをWTB庄子真登(4年・仙台第一)がキャッチ、そのままグラウンド右外を大きくゲインすると、CTB安食龍之介(2年・城西大川越)にパスを回しトライ。コンバージョンキックも決まりスコアを20-26とする。このまま流れに乗り逆転を図りたい立教は38分、HO山田が相手ディフェンスを弾き飛ばしゲイン。その後も、テンポ良くパスを展開するが、ペナルティを犯しまたもやチャンスを活かせない。39分、山梨学院のノットストレートから再び逆転のチャンスを得るも、相手ディフェンスの強烈なタックルによりノックオン、最後までチャンスを逃し続け、最終スコア20-26のままノーサイドの笛が鳴った。

 

   立教らしい勇敢でひたむきなプレーを幾度も見せたが、自分達のペースを掴むことが出来ぬまま過ぎていった80分間であった。悲願の勝利まであと一歩。次戦は、関東大学対抗戦第4節となる早稲田大学との1戦である。抱える悔しさをバネに、新潟の地で勝利への執念を見せてほしい。

​文章:立教大学体育会ラグビー部

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