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Result

<ジュニア選手権大会>

2022.10.29 Sat. 13:00K.O. 

 立教大学 

37

20 - 5

17 - 5

10

 日本体育大学 

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スタジアム情報

日本体育健志台大学グラウンド

〒227-0033 神奈川県横浜市青葉区鴨志田町1372

​試合レポート

10月29日(土)

<ジュニア選手権大会>日本体育大学戦

 2022年度関東大学対抗戦、ジュニア選手権大会未だ0勝。“勝つこと”の難しさを強く実感してきた選手たち。その分積み重ねてきた勝利への想いを胸に、シーズン初白星を懸けた試合に臨んだ。

 

 日体のキックオフで始まった前半。開始早々のマイボールラインアウトもHO山田志門(4年・函館ラ・サール)の正確無比なスローイングで確実に成功させ、テンポよくパスが展開。15人の息の合ったアタックで敵陣へと攻め込む。先に試合の均衡を破ったのは立教だった。7分、日体を圧倒する力強いアタックでペナルティを誘発し、敵陣ゴール前ラインアウトのチャンスを獲得する。その後、ゴールライン前で両者一歩も譲らない攻防が続いたが、NO.8仙臺蔵三郎(1年・立教新座)が日体ディフェンスの中に身体をねじ込み先制トライを決めた。続く17分、日体のノックオンによるマイボールスクラムからボールを持ち出したNO.8仙臺が大きくゲインする。そこからFB吉澤雅樹(4年・桐蔭学園)がスピードと強さを兼ね備えた圧巻の突破を見せWTB佐渡亮太(4年・立教新座)へパス。WTB佐渡も足の速さを武器に日体から逃げ切りインゴールに飛び込んだ。このまま勢いに乗りたい立教だったが28分、自分達のミスで日体に自陣ゴール前ラインアウトのチャンスを与えてしまう。モールでのトライは阻止したもののディフェンスの隙を突かれ、得点を許した。日体のトライで悔恨の念に駆られる立教であったが、ここから試合の主導権を奪い返す。34分には日体のオフサイドからペナルティーゴールを選択。CTB相田快晴(3年・立教新座)が確実に決め13-5に点差を拡げた。38分にもSO斉藤空来(1年・國學院久我山)とWTB庄子真登(4年・仙台第一)の息の合ったパス回しでトライを奪う。CTB相田のゴールも成功し、20-5で前半を終えた。

 

 "必ず勝ち切る"、強い気持ちで臨んだ後半も勢いは止まらなかった。SO斉藤のキックを駆使したプレーやLO手塚一乃進(3年・足立学園)の身体の大きさを活かした当たり負けしない突進など攻めの姿勢が続いたが、ペナルティが重なり得点に繋げることができない。しかし10分、NO.8仙臺のジャッカルが成功し、日体のノットリリースザボールを誘発、CTB相田が今試合2本目となるペナルティーゴールを決め着実に得点を重ねていく。16分にはSH川畑俊介(2年・流通経済大柏)の正確なボール捌きを起点にパスを展開。FB吉澤が約15mの力走を見せ、その後CTB江田優太(2年・川越東)がディフェンスをかわしHO山田へとパス。最後にはHO山田からCTB相田へオフロードパスが繋がり今試合4本目のトライを決めた。後半終了間際、日体にトライを許したものの、ラストワンプレーで立教が底力を見せる。日体のスローフォワードからマイボールスクラムを獲得し、そのままNO.8仙臺がボールを持ち出しトライ。難しい位置からのゴールキックもCTB江田が確実に決め、37-10でノーサイドとなった。

 

 常に前進するディフェンスや攻めの姿勢を見せ、盤石の布陣で見事今シーズン初勝利を掴み取った。「大学選手権出場」を達成するための大きな“一歩”となった。次戦の対戦相手も同じ日本体育大学である。舞台は熊谷、目標達成には決して負けることができない関東大学対抗戦の一戦である。今試合で得た勢いとチーム力を武器に、必ず勝利し史上最強の立教へと進化していきたい。

文章:立教大学体育会ラグビー部

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