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Result

<関東大学対抗戦>

2022.11.05 Sat. 14:00K.O. 

 立教大学 

63

35 - 10

28 - 0

10

 日本体育大学 

20221105vs日体

スタジアム情報

熊谷ラグビー場Bグラウンド

〒360-0004 埼玉県熊谷市上川上

​試合レポート

11月5日(土)

​<関東大学対抗戦>日本体育大学​戦

 対抗戦第5戦となる日本体育大学戦が、11月5日、熊谷ラグビー場Bグラウンドにて行われた。先日のジュニア選手権大会の日本体育大学戦で勝利を収めた勢いに乗り、「大学選手権出場」という目標に着実に向かうべく、23人の選手たちはこの重要な一戦に臨む。

 

 試合は立教のキックオフから始まった。開始早々、日体に先制点を奪われる。日体ボール自陣ゴール前スクラムでディフェンスラインを割られ失トライ、0-5となる。この時間帯での失点。簡単に日体に流れを渡すわけにはいかない立教は、ここからアタックの真価を発揮していく。前半11分、日体のペナルティにより立教ボール敵陣22mラインアウトの好機を得る。モールを形成し、一枚岩となって勢いよく前進。FL二木翔太郎(3年・立教新座)がインゴールに流れ込みトライ。SO安藤海志(4年・京都成章)のコンバージョンキックも決まり、スコアを7-5とする。続く18分、FW陣がモールの好調ぶりを見せつける。日体のノットリリースザボールを誘い、敵陣ゴール前ラインアウトのチャンス。再びモールを形成し、PR八代デビット太郎(2年・京都成章)がグラウンディング。21分には敵陣22mラインアウトで日体ボールをLO手塚一之進(3年・足立学園)がスチール。透かさずボールに反応したNO.8紀伊雄介(4年・桐蔭学園)が勢いよくトライ。21-5と着実に点差を広げていく立教は、ここからも貪欲に攻め続ける。続く29分、SH北川時来(3年・國學院久我山)から繰り出される素早いパスワークが展開される。そこからCTB中優人(2年・桐蔭学園)のロングパスが繋がり、相手の意表を突いたステップを見せたFB天羽秀太(3年・桐蔭学園)がトライを決める。SO安藤の正確なコンバージョンも決まり、スコアは28-5となる。37分には日体にトライを許すものの、前半終了間際に敵陣ゴール前での攻防で、FW陣がフェーズを重ねながら連続アタックで前進。最後はNO.8紀伊がインゴールに飛び込みトライ。SO安藤のゴールも成功し、共同主将のコンビネーションで追加点を挙げ35-10でハーフタイムを迎えた。

 

 何としても対抗戦初勝利を掴みたい立教。リードして迎えた後半5分、またもやFW陣が精彩に富んだセットプレーにより攻撃のチャンスを作る。ゴール前でのアタックでFW、BKを織り混ぜフェーズを重ね、最後はFL二木がインゴールに雪崩れ込む。続く13分、日体のペナルティにより敵陣ゴール前ラインアウトのチャンスを獲得すると、透かさず好調のモールを形成。ラックからHO三村真嶺(2年・東海大大阪仰星)が日体ディフェンスを豪快に押し込みトライ。引き続きコンバージョンキックも成功、スコアを49-10とする。点差を広げる立教は、ここでも集中を途切らすことなく果敢なアタックを見せつける。30分、SO安藤→FB天羽へとパスが繋がり大きくゲイン。そこからSH伊藤光希(2年・桐蔭学園)が右大外へパスを展開し、ジュニア戦で存在感を発揮し前回の早稲田戦から対抗戦スタメン入りを果たしたWTB庄子真登(4年・仙台第一)が持ち前の瞬足を活かし、対抗戦初トライを決める。日体のアタックにも低く突き刺さるタックルで確実に仕留めていく立教。15人の選手は意地を見せ、隙のないディフェンスで日体の攻撃の機会を封じる。フルタイムが近づく39分には、LO守源(4年・立教新座)が力強いランを見せトライに迫る。しかし、日体にノーバインドタックルの判定が下され認定トライを獲得。最終スコアは63-10でノーサイドの笛が鳴った。

 

 完封勝利とはいかなかったが、接点で日体を圧倒し念願の対抗戦初勝利を収めることができた。修正点が明確になったこの一戦は立教にとって大きな「一歩」となるだろう。しかし、我々が目指すは「大学選手権出場」である。ただその目標だけを見据え、残りの2戦に貪欲に挑む。

文章:立教大学体育会ラグビー部

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