top of page

Result

<関東大学春季大会>

2023.05.28 Sun. 12:00K.O.

 立教大学 

0​

0 - 14

0 - 17

31​

 慶應義塾大学 

230528.png

スタジアム情報

​慶應義塾大学日吉グラウンド

〒223-0064 神奈川県横浜市港北区下田町1丁目1

​試合レポート

5月28日(日)

<関東大学春季大会>慶應義塾大学戦

 

 関東大学春季大会も残すところあと2試合となった。挑む相手は、秋の関東大学対抗戦でも対戦する慶應義塾大学である。春シーズン悲願の初勝利を掴み取ることができるのか。立教のキックオフで前半が始まった。

 

 開始早々、勢いのある慶應のアタックにより、自陣でのプレーが続く。前半5分、立教のペナルティによりトライを奪われそうになるものの、HO二木翔太郎(4年・立教新座)のジャッカルにより、失点のピンチを免れる。続く7分、再び立教のペナルティからトライの危機が迫るが、WTB大畑咲太(1年・東海大大阪仰星)の俊足を活かしたタックルでチームの危機を救った。その後も自陣でのプレーが続き先制トライを許してしまうが、11分、立教の初のトライチャンスが訪れる。慶應のダイレクトタッチによりマイボールとなり、トライラインまで迫る。このチャンスをものにしたい立教は、HO二木やPR八代デビット太郎(3年・京都成章)のキャリーでゴール前まで攻め込む。しかし、トライまであと一歩のところでペナルティを取られ、トライチャンスを逃してしまった。その後、慶應の息の合った素早いパス回しに翻弄されトライを献上。得点0-14とする。33分、立教ボールの敵陣左ラインアウトから、CTB佐藤侃太朗(2年・國學院久我山)→WTB太田匠海(4年・京都成章)→FB天羽秀太(4年・桐蔭学園)と、良いテンポでBKがパスを回していくが、最後はペナルティにより、あと一歩のところでトライに繋げることができなかった。前半終了間近、相手のペナルティにより、ゴール中央、残り約5メートルの場所でマイボールスクラムを選択し、再び絶好のトライチャンスを得る。なんとかトライを取り切り、前半を終了したい立教。スクラムからフェーズを重ね、SH北川時来(4年・國學院久我山)が、トライラインまであと1メートルに迫るナイスキャリーを見せる。FWを中心に良いテンポでアタックを続け、トライラインを超えるも、ボールをグラウンディングすることができず、得点0-14のまま前半が終了した。

 

 何度も得点のチャンスがあったもののミスが続き、なかなか得点に繋げることができなかった前半。再度意思統一を図り、選手たちは後半に臨む。

 

 慶應のキックオフで始まった後半、力強い攻撃に開始早々から差し込まれ、先制トライを献上する。なんとか流れを変えたい立教は、FL角田龍勇(2年・Hamilton Boys')の力強いタックルや、LO吉田健十(1年・報徳学園)のナイスジャッカル、CTB佐藤の素早いボールキャリーなど個々の巧みなプレーが目立つ。さらに、後半9分、慶應のキックにより、敵陣22mゴールライン前ラインアウトのチャンスを許すも、NO.8仙臺蔵三郎(2年・立教新座)が完璧なジャッカルを成功させ、チームの危機を救った。しかし、立て続けにトライを許してしまい、得点0-31となる。その後は、お互いペナルティやキックによる攻防戦が続いた。立教は、相手のペナルティによって敵陣に攻め込むなど、何度か得点のチャンスはあったものの、なかなか得点に繋げることができない。後半終了間近、慶應のペナルティから敵陣ゴール前まで迫る。PR大上翔(2年・京都成章)やPR石原捷聖(1年・東海大大阪仰星)の力強いゲインなど、FWを中心にゴールラインを目指し、トライまであと一歩に迫るもペナルティを取られ、最終スコア0-31のまま試合終了となった。

 

 トライチャンスは多くあったものの、全体を通してペナルティやミスなどが多く、チャンスを潰してしまうシーンが多く見受けられた。「大学選手権出場」という目標を達成するにあたり、秋の関東大学対抗戦慶應義塾大学戦はターゲットゲームになることは間違いないだろう。必ず勝利を掴み取ることができるよう、チーム一丸となって万全の準備で臨みたい。

 

文章:立教大学体育会ラグビー部

bottom of page