Result
<練習試合>
2023.08.24 Thu. 11:45K.O.
立教大学B
17
0 - 10
17 - 20
30
大阪体育大学
試合レポート
8月24日(木)
<練習試合>大阪体育大学B戦
先日の関西学院大学戦に敗れてから、ミーティングや練習を重ねてきたBチーム。勝利したAチームの勢いを止めずに勝ち星を挙げようと、心を一つに大阪体育大学とのB戦に挑んだ。
試合は立教のキックオフで始まった。前半3分にはLO太田昌利(4年・立教新座)や岸本侑也(PR・日川)の力強いディフェンスにより相手のペナルティを誘発。4分、BKがボールを展開しCTB江田優太(3年・川越東)が相手の敵陣深くに走り込むも、ボールが繋がらず得点に繋げることが出来ない。両者譲らぬ攻防が続く中、先に均衡を破ったのは大阪体育だった。28分、立教のハイパントを奪われそのままトライを献上してしまい、得点を0-5とする。33分にもトライを許し0-10と点差をつけられてしまう。どうにか差を埋めたい立教は44分、敵陣ゴール前マイボール右スクラムでプッシュし果敢に攻め込むも、大阪体育の固いディフェンスにトライを挙げることができず0-10で前半が終了した。
チャンスを得点に繋ぐことが出来ず、修正点が明確となった前半。ハンドリングミスを減らし、最後まで走り切ろうと再度意思統一を図り、選手たちは後半に挑む。
後半開始後、早々にトライを許してしまい得点を0-17とされ、逆転を狙う立教に4分、チャンスが訪れる。敵陣ゴール前左ラインアウトからそのままモールを形成し、フェーズを重ねていく。激しいディフェンスのなかLO太田がトライラインに飛び込み5-17となり、WTB相田快晴(4年・立教新座)によるキックも成功し得点を7-17とした。しかしその後立教のペナルティからショットを選択され7-20とされてしまう。流れを変えたい立教は13分にPR篠原優太(4年・水城)が華麗なステップで前進しオフロードパスを放ったり、15分にSH川畑俊介(3年・流通経済大柏)が持ち前のスピードでチェイスしゴール前まで迫るなど、果敢に攻める姿勢が随所でみられた。17分には、敵陣22m左ラインアウトから展開すると、FL有山輝(1年・所沢北)のナイスキャリーやHO三邊晃太郎(3年・静岡聖光)の大きなゲインなどFWを中心にフェーズを重ね、ボールを受けたCTB安食龍之介(3年・城西大川越)が相手の隙を突いてトライを奪った。得点を12-20とし、このまま点差を埋めたい立教は相手の素早いボール展開に食らいつき、HO進藤大(2年・秋田)の鋭いタックルなどの固いディフェンスが相手のミスを誘発する。27分、自陣10m右ラインアウトから展開するとCTB安食が鮮やかにラインブレイクし、パスを受け取ったWTB青田遼生(2年・東京学芸大国際)がトライラインまで走り込みトライ。得点を17-20まで縮めた。この勢いを止めずに攻撃を仕掛けたい立教であったが、マイボールを獲得できず、苦しいディフェンスの時間が続いた。必死のディフェンスを見せるも大阪体育の猛攻を食い止めることが出来ず30分と42分に立て続けにトライを奪われ、17-30で試合終了のホイッスルが鳴った。
関西学院大戦に続き、勝ち星を挙げることのできなかったBチーム。ミスやペナルティからチャンスをものにできない展開が多く、今後改善すべき課題が明らかになっただろう。夏合宿も残り2試合となり、いかに課題を修正するかが問われている。関東大学対抗戦に向けて良い流れを作れるよう、チーム一丸となって勝利にこだわっていきたい。
文章:立教大学体育会ラグビー部