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Result

<関東大学対抗戦>

2023.09.10 Sun. 15:00K.O.

 立教大学 

​7

0 - 24

7 - 40

​64

 早稲田大学 

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スタジアム情報

​熊谷ラグビー場

〒360-0004 埼玉県熊谷市上川上300

​試合レポート

9月10日(日)

<関東大学対抗戦>早稲田大学戦

 

 関東大学対抗戦の開幕を迎えた。濃紺のジャージを纏った15人が自信と誇りを胸に、初戦の相手となる早稲田大学に挑む。

 

 立教のキックオフで前半が始まった。試合開始早々、早稲田の勢いのある攻撃によりディフェンスラインを突破され自陣に大きく攻め込まれるものの、CTB福壽佳生(4年・立教新座)による強烈なタックルで相手のオーバーザトップの反則を誘い、危機を逃れた。3分、自陣10メートルラインでのマイボールスクラムからボールを持ち出したSH北川時来(4年・國學院久我山)がSO中優人(3年・桐蔭学園)→CTB江田優太(3年・川越東)へとパスをつなぎ、CTB江田による50:22キックでアドバンテージを獲得。敵陣22m付近まで攻め込んだ。スクラムから押し込みSH北川がトライラインまで持ち込むも、グラウンディングできず、惜しくもチャンスを逃してしまう。12分、FL角田龍勇(2年・Hamilton Boys' )の力強いキャリーやSO中のハイパントキックなどの好プレーが目立ち、相手のペナルティを誘う。更には、ゴール前でトライを阻止するなどの鋭いディフェンスも見られたものの、相手に先制トライを献上してしまい、得点を0-5とする。30分、自陣ハーフウェイライン手前でLO手塚一乃進(4年・足立学園)の激しいタックルから相手のミスを誘い、ボールがこぼれたところを逃さずHO三村真嶺(3年・東海大大阪仰星)が相手のゴールラインに迫るロングキック。NO.8仙臺蔵三郎(2年・立教新座)が必死で追いかけるも一歩及ばず、絶好のトライチャンスを逃した。自陣へと大幅にゲインされ独走トライを許してしまうなど、その後も立て続けに得点を奪われ、0-24で前半が終了した。

 

 何度か得点のチャンスがあったものの、ミスが続き中々得点に繋げることができず、厳しい展開が続いた前半。再度意思統一を図り、選手たちは熱い気持ちを胸に後半に臨む。

 

 この厳しい状況を打破するべく、後半から出場したLO日野幹太(2年・立教新座)の鋭いディフェンスで早稲田の攻撃を止めにかかるプレーや、SH伊藤光希(3年・桐蔭学園)の素早い脚力を活かしたランでチャンスメイクをする。しかし、再び早稲田の息の合ったパス回しで、3トライを献上してしまう。得点を0-43とする。10分、何とか流れを変えたい立教はSH伊藤を中心にテンポアップを図る。HO二木翔太郎(4年・立教新座)がブレイクダウンから抜け出し、ゴールまで独走しトライを決めた。念願の立教の今試合初トライとなる。FB天羽秀太(4年・桐蔭学園)のゴールも難なく成功し得点は7-43となる。何とか流れを掴み取りたい立教。SH伊藤がインターセプトを試みるも惜しくもノックオンと判定され、好機を逃してしまう。関東大学対抗戦初出場となるPR坂本裕樹(1年・立教新座)がスクラムで安定感を見せるなど粘り強いプレーが目立つ。しかし隙を見られ、ターンオーバーを許し、2トライを奪われ得点を57-7と徐々に点差が開く。34分、LO白石和輝(2年・國學院栃木)のジャッカルでペナルティを獲得、WTB太田匠海(4年・京都成章)のクイックタップで敵陣まで攻めるも相手のジャッカルでペナルティを取られ、7-64でノーサイドの笛がなった。

 

 今試合はより一層チームの士気を高めるきっかけになったと確信している。関東大学対抗戦はまだ始まったばかりだ。今回の敗戦を糧に課題を明確にし、残る試合で着実に勝利を重ね「大学選手権出場」という目標を達成したい。そして、史上最強の立教へと進化していきたい。
 

文章:立教大学体育会ラグビー部

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