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Result

<関東大学対抗戦>

2023.10.15 Sun. 13:00K.O.

 立教大学 

7

0 - 40

7 - 57

97

 明治大学 

231015vs明治.jpg

スタジアム情報

大和スポーツセンター競技場

〒242-0029 神奈川県大和市上草柳一丁目1番1号

​試合レポート

10月15日(日)

<関東大学対抗戦>明治大学戦

 

 今年の関東大学対抗戦も折り返しの4戦目となり、ここまで3戦全勝と盤石の強さを見せる明治大学との戦いに挑む。

                              

 明治のキックオフで前半が開始した。立教は風上からのスタートとなり、なんとか先制点を奪いたいところだ。前半3分、自陣22m付近まで大きく攻め込まれる。明治の反則からマイボールスクラムのチャンスを得たが、キックの応酬から明治BK陣の鋭い出足を止められず、先制トライを献上してしまう。得点を0-7とする。13分、ハーフウェイラインを挟んだ攻防から敵陣内に切り込むも、ノットリリースザボールの反則。自陣22m付近での明治ボールのラインアウトから、着実にボールを繋がれて2度目のトライを奪われ、得点は0-14となる。その後も2トライのトライを許すも、相手陣内22mライン付近で攻防を繰り広げ、反撃の機会を伺う。すると21分、 FL羽間圭司(4年・東海大大阪仰星)の強烈なタックルが相手のノックオンを誘い、アドバンテージを獲得する。 一気に攻撃を仕掛けようと、CTB福壽佳生(4年・立教新座)のナイスキャリーで相手ゴールにあと一歩のところまで迫るも、痛恨のノックオン。明治ボールのスクラムでトライを献上するかと思われたが、立教FW陣が驚異の粘りを見せ、明治のコラプシングを誘う。ところが、敵陣ゴール前でのマイボールラインアウトをスチールされ、絶好のトライチャンスを逃す。その後も諦めることなく相手ゴールに襲いかかる立教だが、立て続けに手痛い反則を犯し、徐々に陣地を挽回されてしまう。その後も、FL日野幹太(2年・立教新座)の鋭いタックルを始め、HO三村真嶺(3年・東海大大阪仰星)、LO手塚一乃進(4年・足立学園)らが必死のディフェンスで明治の攻撃に立ち向かう。しかし、独走トライを許し、立て続けに得点を奪われてしまう。0-40で前半が終了した。

 

 得点のチャンスは何度か訪れたが、ミスにより中々得点に繋げることができず、前半は厳しい展開となった。選手たちは気持ちを一つにし、熱い気持ちで後半に臨む。

 

 後半開始直後、明治BK陣にディフェンスラインを突破され、いきなりのピンチを迎えたが、SH北川時来(4年・國學院久我山)が懸命に追い上げ、自陣ゴールライン直前で相手のノックオンを誘発しトライを阻止する。20分、FL羽間→PR八代デビット太郎(3年・京都成章)→SH伊藤光希(3年・桐蔭学園)とオフロードパスを繋ぎ、明治のオフサイドを誘発、立教は敵陣22mでのスクラムを選択する。さらに明治がゴール前でペナルティ、アドバンテージを獲得すると、関東大学対抗戦に初めてスタメンとして出場したPR石原捷聖(1年・東海大大阪仰星)が明治のディフェンスを突破し、今試合初トライを挙げた。FB天羽秀太(4年・桐蔭学園)のコンバージョンゴールも難なく成功し、得点は7-55となった。29分、相手陣内22mライン付近で、再びFL羽間の強烈なタックルで明治のノックオンを誘う。敵陣22m付近で安定したスクラムからBKにボールを供給したところで痛恨のペナルティ。アドバンテージを取られている間にターンオーバーされ、そのまま独走トライを許してしまう。最後に攻め切りたい立教だったが、明治のFW・BK一体となった波状攻撃に対して防戦のみの展開となり、どんどん点差を広げられてしまう。明治の息の合ったパス回しに圧倒され、一矢も報いることのできないまま7-97でノーサイドとなった。

 

 80分間を通して主導権を握られ続け、力の差を見せつけられた立教。今回の敗戦を糧に課題を明確にし、残る試合で着実に勝利を重ね「大学選手権出場」という目標を達成したい。

文章:立教大学体育会ラグビー部

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