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Result

<関東大学春季大会>

2024.04.21 Sun. 12:30K.O.

 立教大学 

22​

12 - 28

10 - 26

54

 慶應義塾大学 

スクリーンショット 2024-04-21 161352.png

スタジアム情報

​慶應義塾大学日吉グラウンド

〒223-0064 神奈川県横浜市港北区下田町1丁目1

​試合レポート

4月21日(日)

<関東大学春季大会>慶應義塾大学戦

 

 関東大学春季大会初戦は、昨年度惜しくも敗北を喫した慶應義塾大学だ。2月から伊藤組がスタートし、この日のために日々練習を積み重ねてきた。グラウンドに立つ26人は歴史を変える一戦に臨む。

 

 立教のキックオフで試合が始まった。前半3分、自陣でのプレーが続く中、ブレイクダウンでディフェンスの隙をつかれ先制点を許す。8分、SH伊藤光希(4年・桐蔭学園)、SO中優人(4年・桐蔭学園)のハーフ団が良いテンポでパスを回す。CTB佐藤侃太朗(3年・國學院久我山)からのロングパスをルーキーWTB村上有志(1年・東福岡)がキャッチすると、持ち前の瞬足で敵陣にゲイン。しかし、慶應の低く刺さるタックルにプレッシャーを受け、自陣へと押し戻される。16分、SO中のキックで敵陣に進みたい立教だったが、ペナルティーや相手の瞬足に圧倒され追加点を許し0-14とする。SO中のキックで敵陣に進み慶應ボールになるも、孤立した慶應にオーバーラックを仕掛けターンオーバー。左外に展開していくもミスが続き、得点に繋げることができない。25分、WTB村上→SO中→FB大畑咲太(2年・東海大大阪仰星)とパスがつながり、復帰戦となるFB大畑が鍛え上げたフィジカルで、慶應BKを弾き飛ばし敵陣ゴール前まで攻め込む。力強いFWがさらにフェーズを重ね、ゴール前まで前進する。そして、SO中のキックに反応したWTB長島(2年・立教新座)が、ゴールラインに走り込みボールを押さえトライ。5-14とする。巻き返しを図りたい立教だったが、スクラムからそのまま押し込まれ、21-5と得点を離される。36分、FB大畑が慶應のロングパスをインターセプトし、30m独走する。勢いづいた立教は、SO中が敵がいない左外にキックパス。LO白石和輝(3年・國学院栃木)がキャッチし、WTB長島にパスをするとそのままゴールラインを飛び越えた。SO中のコンバージョンキックも難なく成功し、12-21とする。この流れに乗りたい立教だったが、前半終了間際に得点を許し12-28で前半を折り返す。

 

 ミスが続き自陣でのプレーが多く、なかなか得点に繋げることができなかった前半。「逆転できる点差だ」と伊藤キャプテンがチームを鼓舞し、士気を上げた選手たちは後半に臨む。

 

 慶應のキックオフで始まった後半、力強い攻撃に開始早々から差し込まれ、先制トライを献上する。5分、敵陣22mライン立教ボールラインアウトからSH伊藤→SO中→CTB安食龍之介(4年・城西大川越)→WTB長島→CTB江田優太(4年・川越東)とBK陣が素早く展開し、ゴールライン手前まで攻め込む。FL日野幹太(3年・立教新座)からオフロードパスを受け取ったCTB安食が、タックルをかわしトライ。17-35とする。10分、流れを手繰り寄せたい立教は果敢に攻めの姿勢を見せ、スクラムでアドバンテージを獲得しプレッシャーをかけていく。CTB江田の粘り強いタックルやPR石原の力強いキャリーで、少しずつだが着実に前進するも度重なるペナルティによりチャンスをものにできない。慶應ボールラインアウトからの攻撃にゴール前での必死の守りも虚しく、再びトライを献上する。苦しい時間が続く中、25分PR石原捷聖(2年・東海大大阪仰星)が慶應のラックから溢れたボールを見逃さず、ターンオーバー。左外に展開していき、WTB村上がキックするとCTB江田が拾い上げそのままトライ。22-42と追い上げる。その後もBK陣を中心に反撃に転じるも、ノックオンなどのミスでターンオーバーを許し、得点に繋げることができない。終盤には、ゴール手前での攻防を繰り広げるも右大外に大きく展開され追加得点を許す。最終スコア22-54でノーサイドの笛が鳴った。

 

 今回の試合では、キックパスや粘り強いタックルなど、多くの場面で息の合ったチームプレーが光る試合となった。しかし、秋シーズンの関東大学対抗戦慶應義塾大学戦には必ず勝利を挙げたい。

文章:立教大学体育会ラグビー部

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