Result
<関東大学春季大会>
2024.05.12 Sun. 12:00K.O.
立教大学
14
7 - 14
7 - 40
54
日本大学
試合レポート
5月12日(日)
<関東大学春季大会>日本大学戦
関東大学春季大会第3戦目、対するは日本大学である。春季大会、まずは1勝を掴み取りたい立教。日本大学のキックオフで試合が始まった。
前半5分、CTB中優人(4年・桐蔭学園)の巧みなキックによりエリアを獲得する。敵陣でのプレーが続くも、7分、立教のペナルティから自陣5メートル付近での相手ボールラインアウトの機会を許してしまう。そのままモールを形成され、じりじりと攻め込まれトライを献上、0-7となる。12分、日大に、立教のディフェンスで空いているスペースに絶妙なキックで切り込まれ自陣まで攻め込まれるが、FL角田龍勇(3年・Hamilton Boys')の低く刺さるタックルによりピンチを凌ぐ。15分、CTB中のハイパントに素早く反応したLO中山英琥(1年・東福岡)がそのままボールをキャッチし、一気に敵陣へ攻め込む。しかし、20分、日大のテンポ感のあるアタックから隙をつかれ、ゴール中央にトライされる。得点を0-14 とする。その後は、日大のミスキックからFB大畑咲太(2年・東海大大阪仰星)が約20メートルのビックゲインを見せ、WTB村上有志(1年・東福岡)→SH伊藤光希(4年・桐蔭学園)とパスが繋がりトライチャンスがあったものの、ミスによりなかなかチャンスものにすることが出来ない。29分、NO.8仙臺蔵三郎(3年・立教新座)の力強いタックルからPR八代デビット太郎(4年・京都成章)がジャッカルを成功させる。勢いに乗る立教は、35分、FL日野幹太(3年・立教新座)がナイスゲインを見せ、FWを中心にチーム一丸となって攻撃を続けていく。その後、トライライン間近で粘り強くフェーズを重ね続け、最後はNO.8仙臺がゴール中央に飛び込みトライ。CTB中のキックも難なく成功し、7-14で前半が終了した。
何度かトライチャンスがあったものの、ミスが続き、なかなか得点に繋げることが出来なかった前半。しかし、風上であったことから、キック攻防で優位に立ち、比較的敵陣でのプレーが多かった。巻き返しを図るべく、立教のキックオフで後半が始まった。
開始早々、CTB中のキックオフによりノックオンを誘い、マイボールとなる。更に、WTB村上が持ち前の俊足でエリアを展開するなど、個々のプレーが光る。4分、立教のペナルティにより、自陣ゴールライン目前でラインアウトの機会を許し、そのままモールを形成されトライ。その直後、日大の早いテンポのパス回しに翻弄され、立て続けにトライを許す。その後も自陣でのプレーが続き、開始17分では7-40と早々に得点を重ねられてしまう。この厳しい状況を打破するべく、22分、CTB中の低く鋭いタックルや、FB大畑、CTB江田優太(4年・川越東)らが力強いキャリーを見せ、日大の勢いを止めにかかるプレーが光る。しかし一瞬の隙をついた日大に、ディフェンスラインを突破されトライを献上。その後も立て続けにトライを許してしまい、7-57と点差は広がる。34分、今試合で公式戦デビューを果たしたSO福井柊哉(1年・桐蔭学園)が相手の空いているスペースに切り込み、日大のペナルティを誘発する。37分、FL前田純也(1年・東海大大阪仰星)が力強いビックゲインを見せ、一気に敵陣まで攻め込む。ゴール前ラインアウトにより、絶好のトライチャンスを得た立教は、そのままFW陣を中心に素早いアタックを続ける。数的有利な状況で、再びマイボールラインアウトからそのままモールで攻め込み、PR大上翔(3年・京都成章)がトライを決めた。CTB江田のキックも成功し、14-54でノーサイドとなった。
1年生メンバーも多く出場の機会を得た今試合。先週の筑波大学戦からの1週間、丁寧な修正を重ねたことにより、得点に繋がる場面は少なかったものの、今試合では多くの場面でトライチャンスを得ることが出来た。次戦の相手は同じくリーグ戦所属の大東文化大学である。今回の敗戦を糧に、関東大学春季大会1勝を掴み取りたい。
文章:立教大学体育会ラグビー部