Result
<練習試合>
2024.05.26 Sun. 14:20K.O.
立教大学B
19
19 - 31
0 - 29
60
大東文化大学
試合レポート
5月26日(日)
<練習試合>大東文化大学戦
チーム伊藤がスタートしてから約3ヶ月が経ち、新入生を含めチーム全員で日々練習を積み重ねてきた。行われる機会の少ないB戦で、一人一人が練習成果を発揮し、白星を飾るべく大東文化大学との一戦に挑む。
立教のキックオフで試合が始まった。前半8分、敵陣22m立教ボールラインアウトからSO福井柊哉(1年・桐蔭学園)が、持ち前のステップで相手を翻弄し、ラインブレイク。右に展開していくも、ペナルティが続き自陣へと押し戻されてしまう。12分、大東文化の瞬足BK陣に立教ディフェンスの隙を突かれトライを献上し、0-7とする。しかし、ここから立教の反撃が始まる。PR大上翔(3年・京都成章)→SH有賀貫人(1年・幕張総合)からパスを受けたPR石原捷聖(2年・東海大大阪仰星)が、相手を弾き飛ばす力強いキャリーで敵陣へと入り込む。18分、敵陣ゴール前の攻防戦が続く。大東文化がノットロールアウェイを繰り返し、立教はゴール前立教ボールラインアウトの権利を獲得する。モールで押し切ろうと力を合わせるが、押し戻されてしまう。しかし、丁寧にフェーズを重ね続ける。大東文化のノットロールアウェイを機にPR石原が即座にタップキックで試合を再開し、そのままゴールラインに飛び込んだ。CTB小脇煌太(1年・茗渓学園)のコンバージョンゴールも決まり、7-7と追いつく。このまま勢いに乗りたかった立教だが、立て続けにトライを奪われ7-19と点差が開く。25分、HO進藤大(3年・秋田)とPR石原のダブルタックルや、WTB渋谷豪(1年・立教新座)が持ち前の瞬足で15mのラインブレイクを見せるも、更に追加点を許し、7-31とする。35分、敵陣22m相手ボールスクラムでプレッシャーをかけ、コラプシングを誘発させる。敵陣ゴール前立教ボールラインアウトの絶好のチャンスを得た立教は、そのままモールを形成しFWがフェーズを重ね、最後はFL越後智(1年・桐蔭学園)がトライ。14-31とする。42分、PR大上がジャッカルに成功しチャンスを得た立教は、敵陣22m立教ボールラインアウトからモールを形成する。モールからSH有賀が大外に展開していき、HO進藤→LO高尾将太(1年・川越東)→PR石原へとパスが繋がり、そのままインゴールに飛び込んだ。19-31で前半を折り返す。
粘り強く攻め続けようと心を一つにした立教フィフティーン。12点差を逆転しようと意気込み、後半に臨む。
後半開始早々力強い攻撃に差し込まれ、先制トライを献上する。38-19と点差を離される。5分、相手ボールセンターラインスクラムで、コラプシングを誘発。敵陣ゴール前立教ボールラインアウトからパスを受けたSH成田直生(1年・立教新座)がテンポを作り、CTB小脇→WTB渋谷→CTB靍田敢大(1年・立教新座)とルーキー達がアタックラインを形成しながら、敵陣へと攻め込む。しかし、ペナルティやラインアウトでのミスが続き、自陣へと押し戻され苦しい時間帯が続く。更に13分、18分と連続で追加得点を許し19-50と得点を離される。25分、自陣ゴール前でWTB林田和真(1年・長野)がトライに繋がりかけた大東文化のパスをチャージし、インターセプト。危機を脱すると、パスを受けたWTB渋谷が相手ディフェンスを交わし20mのビックゲインを見せ、BK陣を中心に反撃に転じる。しかし、ミスが続き、相手にターンオーバーを許し得点に繋げることができない。終盤には、ゴール手前での攻防を繰り広げるも左大外に大きく展開され追加得点を許す。最終スコア19-60でノーサイドの笛が鳴った。
前半は立教の意地を見せつけ得点を重ねたものの、後半は苦しい展開となった。この結果を次戦に繋げ、チーム一丸となって勝利を収めたい。
文章:立教大学体育会ラグビー部