Result
<関東大学春季大会>
2024.06.23 Sun. 12:30K.O.
立教大学
19
0 - 14
19 - 26
40
東洋大学
試合レポート
6月23日(日)
<関東大学春季大会>東洋大学戦
関東大学春季大会最終戦となる今回の東洋大学戦。東日本大学セブンズ大会では、試合終了間際に逆転勝利を許してしまった相手でもある。最後に勝利を掴み取り、雪辱を晴らすことが出来るのか。立教のキックオフで試合が始まった。
前半開始早々、立教のペースで試合を進めたいところだったが、両者譲らぬ拮抗した戦いが続く。この時間を先に脱したいと果敢に攻めるが、東洋のディフェンスに阻まれなかなか前進することが出来ない。前半6分、自陣22m付近東洋ボール左ラインアウトからモールで押されるもノットリリースザボールとなり、なんとか危機を脱する。18分、再び自陣22m付近東洋ボール左ラインアウトから、モールで抜け出た相手を抑えられず先制トライを許してしまう。残り時間10分となり、立教はSH伊藤光希(4年・桐蔭学園)のゲームコントロールを中心に何とかトライを取ろうと奮闘する。35分、自陣での相手のミスボールをキャッチしたFL日野幹太(3年・立教新座)が即座に敵陣に攻め込み、WTB大畑咲太(2年・東海大大阪仰星)にオフロードパスを放ったものの、オフサイドとなってしまう。その後もラインアウトでの攻防に競り勝てず東洋にトライを許し、得点0-14で前半が終了した。
前半は東洋の勢いに押され、強気のプレーが出来なかった立教。前半の流れをここで断ち切り、勝気な姿勢を見せつけることは出来るのだろうか。
後半も先に得点を動かしたのは東洋だった。4分、自陣22m付近東洋ボール左ラインアウトからモールで勢いよく押し込まれ、先制点を許す。更に14分にもトライを許してしまった。絶対に前半と同じゲーム展開に持ち込むわけにはいかない立教は、交代で入ったブースターがチームの雰囲気を変える。22分、敵陣10m付近立教ボール左ラインアウトから相手にボールを取られかけたところをSO中(4年・桐蔭学園)が即座に反応し、SH川畑にパスすると、立教にアドバンテージを見てタップでプレーを継続する。FL日野、LO前田純也(1年・東海大大阪仰星)の突き刺さるようなキャリーで前進しながらラックを重ね、最後はCTB佐藤侃太朗(3年・國學院久我山)が相手のディフェンスを交わしてゴールラインに飛び込んだ。得点を7-33とする。CTB佐藤のトライを皮切りにチームの雰囲気は一気に変わり、強気のプレーを見せる。28分、自陣ゴールライン付近立教ボール右ラインアウトから息の揃ったモールで押し込み、HO進藤大(3年・秋田)がトライを決めた。得点を14-33とする。このペースで追い上げて逆転を図りたい立教だったが、32分、立教のこぼれ球に反応されトライを決められてしまった。しかしすぐに立て直し、35分、ラインブレイクしてマイボールにすると、FB江田優太(4年・川越東)が相手のタックルをもろともせず強靭なフィジカルで前進し、WTB長島朔良(2年・立教新座)→SH川畑へと繋ぎFL日野がトライを決めた。得点を19-40とする。試合終了間際、敵陣ゴールライン付近立教ボール左スクラムでチャンスがあったものの得点に繋げることが出来ず、得点19-40でノーサイドの笛が鳴った。
関東大学春季大会で勝利という結果を残すことが出来なかった。この結果をしっかりと受け止めて春シーズンで出た多くの課題に向き合い、秋の関東大学対抗戦での勝利、大学選手権出場、ジュニア選手権昇格に繋がる準備を重ねていきたい。
文章:立教大学体育会ラグビー部