Result
<第3回定期戦>
2024.07.07 Sun. 12:30K.O.
立教大学
104
58 - 0
46 - 0
0
学習院大学

試合レポート
7月7日(日)
<定期戦>学習院大学戦
関東大学春季大会が終了し、春シーズン最後の公式戦である今試合。必ず勝利しようと選手全員が意気込み試合に臨んだ。試合は立教のキックオフで始まった。
前半開始後、先に得点を動かしたのは立教。1分、相手のキックボールをセンターライン周辺でSO福井柊哉(1年・桐蔭学園)がキャッチすると、FB長島朔良(2年・立教新座)→CTB森謙心(1年・立教新座)→WTB渋谷豪(1年・立教新座)と素早くパスが繋がり、俊足を活かした鮮やかなランでそのままトライラインに走り込んだ。得点を5-0とする。6分、キックボールをキャッチしたWTB渋谷が約20mの快走を魅せ、FL三邊晃太郎(4年)にパス。ボールを受けたFL三邊が勢いよくトライ。得点を10-0とする。試合開始早々2トライを奪い勢いづいた立教。ここから猛攻撃が始まった。9分、BKラインの華麗なパス繋ぎからFB長島がトライ。12分、敵陣10m左マイボールラインアウトから展開すると、FL越後智(1年・桐蔭学園)の力強いゲインで大きく前進。BKを中心に大外に展開し、WTB靏田敢太(1年・立教新座)がトライ。得点を22-0とする。その後も着実に点を重ねる立教だが、23分、ディフェンスの時間が訪れる。しかし、HO西井悠眞(1年・立教新座)やLO森本爽太(1年・茗渓学園)の低く鋭いタックルが目立ち、相手の激しいアタックを食い止める。25分、立教の固いディフェンスによる相手のミスボールにCTB森が素早く反応すると、SO福井にパス。鮮やかなステップで相手をかわし、自陣からトライラインまで駆け抜けた。得点を41-0とする。31分にWTB渋谷、40分にFB長島がトライを奪いさらに点差を広げる立教。前半終了直前までその勢いは止まらなかった。42分、キックオフボールを丁寧に繋ぎ、CTB森にボールが渡ると、力強いランで相手のタックルを振り払い敵陣深くまでゲイン。ゴール前にてWTB靏田→CTB森とテンポの良いアタックを仕掛け、そのままトライ。58-0で前半を折り返す。
前半の勢いを止めずに、ディフェンスのクオリティをさらに上げようと気合を入れ直したハーフタイム。
後半も果敢に攻め込みトライを奪いたい立教。キックオフボールをキャッチしたNO.8前田純也(1年・東海大大阪仰星)が、相手のディフェンスを跳ね除けながら敵陣深くまで前進し、後半開始早々スピード感のあるアタックが目立つ。5分、立教の重く固いディフェンスにより相手のペナルティを誘発すると、タップでプレーを再開させたFB長島がインゴールに走り込み、後半1つ目のトライを挙げた。LO岩崎清吾(1年・立教新座)の力強いディフェンスや、SH有賀貫人(2年・幕張総合)のスピード感ある鋭いタックルなどの好プレーにより、相手に反撃の隙を与えない立教。13分にはSO斉藤空来(3年・國學院久我山)が相手のディフェンスをすり抜けてトライ。得点を70-0とする。18分、自陣22m中央マイボールスクラムからSH有賀がWTB林田和真(1年・長野)にパスを繋ぐと、60mの独走トライを見事に決める。ここから立教の勢いは止まらない。26分と30分に、WTB林田が連続でトライを決め、得点を89-0とする。36分、敵陣右側マイボールスクラムの機会を得るとSH有賀→SO斉藤→WTB林田→SH有賀とBK陣が巧みなパス回しで展開。パスを受けたNO.8前田が快走を魅せてトライを奪った。その後もトライを挙げ、点差を広げる立教。試合終了間際の44分、敵陣ゴール前左マイボールラインアウトの機会を得ると、モールを形成。FW一丸となって前進し、HO井出一登(1年・大分上野丘)がトライ。最終スコア104-0でノーサイドの笛が鳴った。
一つ一つのプレーを丁寧に、全てのチャンスを着実に点に繋げた今試合。大差で勝利を飾ることが出来た。しかし現状に満足せず、さらなる成長に繋げていきたい。
文章:立教大学体育会ラグビー部





