Result
<練習試合>
2024.08.18 Sun. 10:30K.O.
立教大学
64
19 - 10
45 - 10
20
明治学院大学
試合レポート
8月18日(日)
<練習試合>明治学院大学戦
Aチームの夏合宿最初の試合は、明治学院大学戦だ。約一か月後に開幕する対抗戦に向け、勝利を挙げて、勢い付けたい。そんな一戦は、明治学院のキックオフで試合が始まった。
開始早々、明治学院のキックにより自陣に追い込まれるも、FB江田優太(4年・川越東)の正確なキックで、陣地を回復する。1分、自陣22mの立教ボールスクラムからSH伊藤光希(4年・桐蔭学園)がテンポを作り出し、BKが素早く展開していき前進する。FL石川洋志郎(3年・東京)がハンドオフで相手を弾き飛ばし、大きくゲインする。その後もFWを中心に着実にフェーズを重ね、敵陣へと侵入する。しかし、11分に敵陣10m付近の立教ボールラインアウトでボールを獲得するも、パスが繋がらずインターセプトされ、先制点を取られてしまう。巻き返しを図るべく、立教ボールで試合が再開すると14分、CTB佐藤侃太郎(3年・國學院久我山)がキックパスを放ち、そのままキャッチし大外に走りこんできたWTB大畑咲太(2年・東海大大阪仰星)がパスを受けゴールラインに飛び込んだ。得点を5-7とする。このトライで勢いを取り戻した立教は20分、敵陣ゴール前マイボールスクラムからモールを形成し、最後はSH伊藤がトライ。FB江田の正確なキックで12-7と得点を重ねる。その後も、明治学院の攻撃にプレッシャーをかけるも、ペナルティを重ねてしまい、明治学院にペナルティーゴールの機会を与えてしまう。37 分、敵陣ゴール前立教ボールのスクラムではプレッシャーをかける明治学院を押し切り、No.8仙臺蔵三郎(3年)がトライラインに飛び込んだ。FB江田のコンバージョンゴールにより、19-10とし、前半終了となった。
最後まで立教のラグビーをしようと話したハーフタイム。このまま逃げ切り、勝利を掴むことができるのか。
後半開始早々、先に得点を動かしたのは立教だった。FB大畑が持ち前の快速で約20mのラインブレイク。パスを受けたWTB須川遼平(4年・桜美林)が大外を走り切りトライ。26-10とする。後半7分、交代で入ったブースターのPR八代デビット太郎(4年・京都成章)のプレーが光った。敵陣でWTB大畑→PR八代が30mのビッグゲインを見せ、その後丁寧にフェーズを重ねていき最後はCTB佐藤のトライで33-10とする。流れに乗った立教は12分にもWTB大畑が相手を引きずりながらもトライし40-10とする。しかし、ペナルティやハンドリングエラーなどミスが続き、明治学院にトライを献上する。これ以上追加得点を許したくない立教は、WTB大畑(2年)の相手を持ち上げるタックルなど粘り強いディフェンスを見せる。19分、敵陣ゴールライン際でじわじわとボールを繋ぎ、最後は左外に回し、FB江田のトライで45-15とする。26分、35分にも得点を重ね、59-20とする。40分、FL中山瑛琥(1年・東福岡)が持ち味のパワフルなプレーでターンオーバーし、BKが素早いパスを展開していきWTB村上有志(1年・東福岡)が50m独走トライ。64-20でノーサイドの笛が鳴った。
全勝を掲げた夏合宿で、着実に結果を出した明治学院大学戦。約一か月後に控える関東大学対抗戦早稲田戦に向け、チーム全員でより一層徹底した努力を積んでいきたい。
文章:立教大学体育会ラグビー部