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Result

<ジュニア選手権大会>

2024.10.06 Sun. 13:00K.O.

 立教大学 

31

19 - 14

  12 - 14

28

 青山学院大学 

スクリーンショット 2024-10-06 153611.png

スタジアム情報

青山学院大学緑が丘グラウンド

〒252-0225 神奈川県相模原市中央区緑が丘2丁目40−1

​試合レポート

10月6日(日)

<ジュニア選手権大会>青山学院大学戦

 

 前回のジュニア選手権白鴎大学戦に続いて、勝利を収めることができるのか。「ジュニア選手権大会昇格」という目標を達成するためにも絶対に負けられない一戦が、青山学院大学のキックオフで始まった。

 

 試合開始早々、FL三邊晃太郎(4年・静岡聖光学院)やPR大上翔(3年・京都成章)の気合の入ったタックルで相手にプレッシャーを与える立教。前半4分、敵陣10m右相手ボールスクラムでペナルティを獲得すると、タップでプレーを再開し左外に展開して行く。7分に敵陣ゴール前左マイボールラインアウトの機会を得ると、そのままモールでトライライン目前まで前進。ラックから持ち出したPR石原捷聖(2年・大阪仰星)が先制トライを挙げた。FB長島朔良(2年・立教新座)のキックも難なく決まり、得点を7-0とする。10分、自陣ゴール前右相手ボールラインアウトのピンチが訪れるも、15人全員のひたむきなディフェンスで相手のラインを徐々に下げる。自陣ゴール前左端から右端へと、相手にキックパスを蹴り込まれるが、SO福井柊哉(1年・桐蔭学園)がキャッチ。そのまま俊足を活かして独走し、鮮やかなトライを決めた。難しい角度からのキックであったがFB長島が華麗に決め、14-0とリードを広げる。17分にも自陣10m右相手ボールラインアウトから展開され、ディフェンスの時間が訪れるが、相手のキックパスボールにNO.8前田純也(1年・大阪仰星)が素早く反応しマイボールとすると、BK陣を中心に左外に展開。自陣22m付近でWTB渋谷豪(1年・立教新座)がパスを受けるとタッチライン際を駆け上がり、敵陣10mまで攻め込む。HO進藤大(3年・秋田)やPR石原の相手ディフェンスを跳ね除けながら前進する、スピード感ある激しいアタックが炸裂するも、マイボールをキープすることが出来ず、自陣ゴール前まで攻め込まれてしまう。その後23分、トライを許し14-7とされる。相手ボールラインアウトからNO.8前田がスチールしたり、PR石原がジャッカルを成功させたりと固いディフェンスを見せる。しかし31分、ディフェンスの隙を突かれトライを献上。14-14と同点に追いつかれる。36分、敵陣ゴール前左マイボールラインアウトからモールで前進するが、惜しくもトライラインには届かずボールを奪われてしまう。しかし敵陣インゴールでのCTB天羽究平(2年・桐蔭学園)のプレッシャーやFL三邊のタックルにより、敵陣ゴール前左マイボールスクラムの機会を獲得。スクラムで優位に立ち相手のペナルティを誘発すると、タップアンドゴーでプレーを再開した前田が相手を跳ね除けながらトライラインに飛び込んだ。得点を19-14とし前半が終了した。

 

 点差を広げ、相手を圧倒しようと挑んだ後半。4分、PR大上やSO福井の鋭いタックルなどの強固なディフェンスで相手のゲインラインを敵陣深くにまで下げると、5分にはPR石原の低く重たいタックルが突き刺さる。7分、CTB天羽やWTB林田和真(1年・長野)のスピードあるディフェンスが光り、相手にプレッシャーを与え、ノックオンを誘発。13分にはFB長島のビッグゲインなど、攻守ともに勇敢なプレーを見せる立教だが、両者一歩も譲らぬ攻防が繰り広げられ、なかなかスコアは動かない。この均衡を先に破ったのは立教であった。19分、LO越後智(1年・桐蔭学園)、CTB安食龍之介(4年・城西川越)、FL森本爽太(1年・茗渓学園)らが正確なタックルで相手のアタックを止め、NO.8前田がキックボールをチャージ。そのままマイボールとするとPR坂本裕樹(2年・立教新座)やCTB安食のキャリーで敵陣深くまで前進して行く。敵陣ゴール前右マイボールラインアウトから丁寧にフェーズを重ね、最後はFL森本がトライを奪った。得点を26-14とする。31分、相手のキックカウンターにLO越後のタックルが刺さり、SH斉藤空来(3年・國學院久我山)のビッグタックルで相手のミスを誘発すると、敵陣10m右マイボールスクラムの機会を得る。SO福井→SH斉藤→CTB安食→FB長島→WTB渋谷とBK陣が左外に展開して行くと、ゴール前のラックからパスを受けたNO.8前田が今試合2トライ目を挙げた。スコアを31-14とし、このまま圧倒したい立教だったが相手の猛攻が始まる。36分と42分に立て続けにトライを奪われ、31-28まで追いつかれてしまう。絶対に勝ち切りたい立教は再び円陣を組み意思統一を図った。ノータイムの中、自陣ゴール前左相手ボールラインアウトの機会を与えてしまい、最大のピンチが訪れる。しかしモールで押し込もうとする相手の前進を許さず、FW陣の屈強なディフェンスにより相手のペナルティを誘発しマイボールとし、試合終了のホイッスルが鳴った。

 

 目標である「ジュニア選手権大会昇格」のために絶対に負けられない今試合で勝利を収めたことは選手達の自信に繋がっただろう。今試合での課題を修正し更なる高みを目指したい。また、チーム一丸となり、関東大学対抗戦最終節の青山学院大学戦でも勝利を飾りたい。

 

文章:立教大学体育会ラグビー部

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