Result
<関東大学対抗戦>
2024.10.12 Sun. 14:00K.O.
立教大学
15
15 - 26
0 - 31
57
明治大学

試合レポート
10月12日(土)
<関東大学対抗戦>明治大学戦
関東大学対抗戦も第四節に入り、折り返し地点となった。先日行われたジュニア選手権大会、青山学院大学戦での勝利に続くべく、明治大学との一戦に挑む。
前半は明治大学のキックオフで始まった。前半1分、自陣10m明治ボールラインアウトから左外に展開されるも、FL石川洋志郎(3年・東京)とFL角田龍勇(3年・Hamilton Boys’)のダブルタックルが決まり、相手のノックオンを誘発させる。自陣10m付近マイボールスクラムからSH 川畑俊介(4年・流通経済大柏)→WTB 村上有志(1年・東福岡)→ CTB 佐藤侃太朗(3年・國學院久我山)とパスを繋ぎ前進していく。明治のショートパントにWTB 須川遼平(4年・桜美林)が素早く反応しセービングすると、左外に展開していき敵陣へと入り込む。5分、敵陣ハーフライン付近マイボールラインアウトからCTB佐藤がビッグキャリー。そしてSH川畑が速いテンポでBKを中心にアタックし続け、相手のオフサイドによってペナルティゴールの権利を得る。SO中優人(4年・桐蔭学園)が難なく決め、3-0と先制点を獲得する。7分、再開した明治のキックがダイレクトタッチとなり、ハーフライン付近マイボールスクラムのチャンスを得る。NO.8日野幹太(3年・立教新座)→FB大畑咲太(2年・東海大大阪仰星)からパスを受けたWTB村上が、ステップをきりながらライン際を走り抜けゴールラインに飛び込んだ。8-0とする。このままリードを保ちたい立教は、粘り強いディフェンスで得点を許さない。しかし13分、立教のタッチラインに出なかったキックから、明治のBK陣にディフェンスラインの隙をつかれ、トライを許す。8-7とする。点差を広げたい立教は20分、SO中が明治のキックをチャージし、こぼれ球に反応したSH川畑が蹴り出し、敵陣ゴール前マイボールラインアウトのチャンスを得た立教。ラインアウトからSH川畑→CTB佐藤→FL角田とじりじりとフェーズを重ねていく。しかし、ペナルティによって自陣へと戻されてしまう。そして、キレのあるランで交わされてしまいトライを献上し、8-14とする。その後28分にも追加点を許し、8-19と離されてしまう。点差を縮めたい立教は35分、ゴール前マイボール右スクラムでパスが繋がらず、こぼれ球に反応されインターセプトされる。しかし、ディフェンスでカウンターラックを成功させタッチラインに出し、敵陣ゴール前マイボールラインアウトの絶好のチャンスを得る。CTB佐藤が相手のディフェンスを引きずりながらもゴール前までゲインし、SH川畑→PR八代デビット太郎(4年・京都成章)→SH川畑→HO三村真嶺(4年・東海大大阪仰星)とフロントローを中心にじわじわとゴールライン目前まで攻め込む。HO三村のラックからFL石川がボールを持ち出しトライ。SO中のコンバージョンゴールも決まり、15-14と再びリードする。前半終了間際、明治にトライを献上し15-19で試合を折り返す。
再び主導権を握るべく、グラウンドに立つ15人は円陣を組み直し気合を入れ直す。後半は立教のキックオフから試合が始まった。
後半開始早々、立教のハイパント処理でミスをしてしまい、こぼれたボールに反応されトライを許す。15-31と点差を離される。8分、明治のラインアウトミスからHO三村がスチールし、インターセプト。SH川畑→SO中→CTB佐藤とパスを繋ぎ、左外にいたWTB村上にロングパスを放つと、さらにFB大畑が相手を惑わすステップでゲインする。NO.8日野のフィジカルを活かした力強いキャリーで前進していくも、相手の固いディフェンスを崩せない。キックでエリア回復をするも、縦横無尽にアタックされ追加点を許す。15-38とする。これ以上得点を許したくない立教は、ブースターで流れを変えていく。13分、相手のノックオンから、自陣10m付近マイボールスクラムとなる。相手のプレッシャーに負けず、NO.8仙臺蔵三郎(3年・立教新座)が素早くSH伊藤光希(4年・桐蔭学園)にパスを出し、CTB佐藤のショートパントで攻め込む。ボールは繋がらなかったが、前に出る立教のディフェンスでプレッシャーを与え相手のキックミスにより、敵陣10m左マイボールスクラムとなる。SH伊藤が速いテンポでパスを回していくと、WTB村上が快速を活かしラインブレイク。20分、相手のオフサイドから敵陣22m付近マイボールラインアウトの権利を獲得。ラインアウトからHO三村→LO中山英琥(1年・東福岡)→PR八代とF W中心に直向きなプレーで、ゴールラインまで攻め込んでいく。SO中からパスを受けたWTB須川へと繋ぐも、あと一歩のところでチャンスを逃す。その後も相手のデイフェンスをなかなか突破できず連続トライを許し、15-50とさらに引き離されてしまう。このままでは終われない立教は38分、相手のハイパント処理ミスに反応したHO三村がインターセプト。マイボールとなった立教は、果敢に攻め込むがノットリリースザボールとなりゴール前自陣相手ボールラインアウトのピンチを迎える。得点を許し、15-57で試合終了のホイッスルが鳴った。
点差こそ離れたものの、一つ一つのプレーに日々の練習成果を発揮できたのではないだろうか。次節からは関東大学対抗戦も後半戦に差し掛かる。各々が一年間積み上げてきた力を体現するべく、準備をしていきたい。
文章:立教大学体育会ラグビー部





