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Result

<練習試合>

2024.10.13 Sun. 16:00K.O.

 立教大学C 

37

20 - 19

  17 - 17

36

 武蔵大学 

スクリーンショット 2024-10-13 180427.png

スタジアム情報

武蔵大学朝霞グラウンド

〒351-0015 埼玉県朝霞市幸町3-15-20

​試合レポート

10月13日(日)

<練習試合>武蔵大学戦

 

 秋シーズン初となる今回の練習試合。勝利を収め、残りの秋シーズンを勢いづける一戦となるのか。スターティングメンバー15人は、勇敢でひたむきなプレーを目指し、フィールドに立った。

 

 前半は武蔵のキックオフで始まった。6分、敵陣10mライン付近で武蔵のラックからボールを奪ったWTB安藤優正(2年・小山台)が、快走を魅せ、ゴール下にトライ。先制点を獲得し、5-0とする。12分、FB青田遼生(3年・東京学芸大国際)のハイパントキックにより、敵陣深くまで前進し、これを好機としたBK陣中心の華麗なパス回しで、武蔵のサイドエントリーを誘発する。敵陣ゴールライン前左でのマイボールラインアウトからモールを形成し、HO西井悠眞(1年・立教新座)がトライを挙げる。このまま点差を広げたい立教であったが、その後は自陣での苦しい戦いとなる。幾度か自陣のゴールライン付近まで攻め込まれるも、LO岩崎清吾(1年・立教新座)の粘り強いディフェンスやNO.8越後智(1年・桐蔭学園)の素早い出足により、相手のトライチャンスを阻む。なんとかハーフライン付近まで戻すも、立教のハンドリングミスに反応され、ターンオーバーを許し、得点10-12と、逆転されてしまう。巻き返しを図る立教は、31分、武蔵のノットリリースザボールから、WTB有賀貫人(2年・幕張総合)が素早いタップ&ゴーで仕掛け、大きく展開すると、武蔵のオフサイドから、トライチャンスを獲得。このチャンスを活かしたFL西井が、ゴールライン前左ラインアウトからモールで押し込み、トライ。さらに前半終了間際、敵陣ゴールライン前左でのマイボールラインアウトの機会が訪れる。再びラインアウトからのモールにより、HO越後がトライ。得点を20-19とし、逆転して前半が終了した。

 

 点差を引き離したい後半戦は、SO靍田敢大(1年・立教新座)のキックオフで開始した。開始2分、敵陣22mライン立教ボール右スクラムからBK陣の素早いパス展開で繋いでいく。SH成田直生(1年・立教新座)→FB青田へとパスを繋ぎラックを形成すると、再びSH成田が素早くボールを持ち出し、パスを受けたLO吉川柊佑(1年・國學院久我山)が相手のディフェンスをもろともせず走り抜け、トライラインに飛び込んだ。SH成田のコンバージョンキックも難なく決まり、27-19と点差を広げる。10分、武蔵のハンドにより、敵陣22mライン付近右からのマイボールラインアウトの機会を獲得し、そのまま10m以上モールで押し込み、FL西井がトライを挙げる。しかし19分、相手の正確なオフロードパスに圧倒され、得点を許してしまう。さらに25分、自陣22mライン付近でフェーズを重ねていた際、キックしたボールを武蔵にチャージされ、またも得点を与えてしまう。32-36と、再び逆転されてしまった立教。「前に出るディフェンス」を体現することで、得点を取り返し、アタックに転じたいところ、30分、チャンスが訪れる。敵陣22mライン付近右での相手ボールスクラムの際に、こぼれたボールにSH成田が素早く反応。そのまま15mほど走ってトライを決め、得点を37-36と、1点リードする。このまま勢いに乗りたい立教は、FB林田和真(1年・長野)のキックカウンターからパスを繋ぎ、FL西井のビックゲインや、PR高木涼平(1年・桐蔭学園)やLO小田部晃太(1年・國學院久我山)の力強いキャリーが目立つ。しかし、惜しくも得点の機会を逃し、37-36のまま、ノーサイドのホイッスルが鳴った。

 

 「勝ちに拘る」チームとして、今回の試合結果は、チームの勢いを加速させる勝利であった。「関東大学対抗戦」と「ジュニア選手権大会」は、それぞれ残り3試合となった。今回の勝利と、この試合で見えた課題の改善点を、チームの悲願である「大学選手権出場」と「ジュニア選手権大会昇格」に繋げていきたい。

 

文章:立教大学体育会ラグビー部

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