Result
<関東大学対抗戦>
2024.11.10 Sun. 14:00K.O.
立教大学
14
0 - 12
14 - 27
39
慶應義塾大学

試合レポート
11月10日(日)
<関東大学対抗戦>慶應義塾大学戦
関東大学対抗戦第6節の相手は、去年惜しくも敗北を喫した慶應義塾大学である。「大学選手権出場」という目標を達成するために勝たなければならない試合である。去年の悔しさを晴らすべく、立教大学ラグビー部全員の想いを背負い、選ばれた23人がグラウンドに並んだ。
前半は立教のキックオフで始まった。開始早々、慶應義塾のキャッチミスによりマイボールとなる。そのまま左側にパスで展開していくが、ノックオンにより慶應義塾ボールスクラムとなる。前半3分、慶應義塾のノックオンにより自陣22mライン左マイボールスクラムとなる。慶應義塾のペナルティを獲得し、その後はキックの蹴り合いで陣地を取り合う展開となる。7分、ハーフライン左側での慶應義塾ボールラインアウトをLO島﨑太志(3年・桐蔭学園)がスチールする。マイボールとなり、FL中山英琥(1年・東福岡)の力強いキャリーでゲインする。15分、立教のペナルティにより自陣5mでのラインアウトとなり、モールを形成されてしまう。必死のディフェンスにより慶應義塾のノックオンを誘い、ピンチを脱する。その後は立教のペナルティが重なり、自陣でのプレーが続く展開となる。両者一歩も譲らない展開が続く。しかし16分、慶應義塾のペナルティゴールが失敗し、自陣22mラインからSO中優人(4年・桐蔭学園)のキックにより再開した際に慶應義塾にディフェンスの穴を突かれ、先制点を与えてしまう。20分、立教のペナルティによりスクラムからモールを形成されてしまい、そのままトライを決められ0-12となる。23分、慶應義塾のキックをキャッチし、マークしたFB大畑咲太(2年・東海大大阪仰星)のスクリューの効いた巧みなキックにより自陣22mラインから敵陣22mラインまで前進する。その後、グラウンド中央で慶應義塾ボールスクラムから右側に展開されるも、NO.8仙臺蔵三郎(3年・立教新座)の重いタックルにより慶應義塾のペナルティを誘発する。32分、慶應義塾がボールを持ったままラインから出たため、マイボールラインアウトのチャンスを得る。ゴール前でピックアンドゴーをするも、ペナルティによりチャンスを逃す。その後も果敢にアタックを続けたが、慶應義塾のディフェンスを崩すことが出来ず、前半が終了する。
後半は慶應義塾のキックオフで再開された。序盤はペナルティが続き、自陣でのプレーが続く苦しい展開となる。そして、早々にトライを許し0-27と点差を離されてしまう。後半20分、慶應義塾のペナルティにより敵陣5mライン左側にてマイボールスクラムとなる。そこからCTB佐藤侃太朗(3年・國學院久我山)へとパスが繋がり、CTB江田優太(4年・川越東)がキャリーをし、最後はFL中山がトライラインへと飛び込んだ。SO中のコンバージョンゴールも成功し7-27となる。その後も、BK陣の俊足を活かして外側から大きく攻めてトライのチャンスを狙うも慶應義塾のディフェンスに阻まれる。30分、トライを連続して決められてしまい点差が開いていく。43分、SO中のキックパスがFB大畑へと繋がり、大きく前進する。慶應義塾のペナルティにより敵陣5mライン付近にてマイボール左ラインアウトからモールを形成し、連続して慶應義塾のペナルティを獲得する。その後マイボールスクラムからFL石川洋志郎(3年・東京)が押し切りトライを決めた。SO中のコンバージョンゴールも成功し14-39で試合が終了した。
一人一人が貪欲にプレーをしたものの、勝利に繋げることが出来なかった。気持ちを切り替えて、残る青山学院大学との試合に向けて全力を尽くしていきたい。
文章:立教大学体育会ラグビー部





