4月26日（土）

＜練習試合＞中央大学戦

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　Aチームの試合終了直後、熱気が残る同グラウンドでBチームは40分一本の練習試合に臨んだ。Aチームの敗戦の悔しさを胸に、勝利を掴むという決意をより一層強く誓う。

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　中央大学のキックオフ。開始早々相手にペナルティを献上し、自陣22m付近で相手ボールラインアウトの機会を与える。迅速な攻撃を止めきれず、トライを許し、0-7となる。序盤からピンチの展開となり、チームは早い段階で試合の流れを掴まれる形となった。4分、立教がキックオフのボールを蹴り出し、その直後WTB青田遼生（3年・東京学芸大国際）が見事にキャッチ。素早い反応で流れを掴み、試合の展開に弾みをつけた。しかし７分、相手は立教のディフェンスの隙を突き、大きなラインブレイクを見せつけ、トライ。0-14となる。10分、自陣22m付近でLO吉田健十（3年・報徳学園）のタックルで相手のノックオンを誘発。直後のスクラムが起点となり、バックスの素早いパス回しからWTB青田がラインブレイク。そのままCTB白井大督（3年・Hamilton Boys’）にオフロードパスがつながり、FB高木悠生（1年・仙台育英学園）→WTB林田和真（2年・長野）にボールが渡った。ゴールポストの目の前でPR石原捷聖（3年・東海大大阪仰星）がボールを受け取ると相手のアタックの隙を突き、トライラインに飛び込んだ。7-14となる。15分、敵陣10m付近でSO小嶋眞心（1年・日本航空石川）の力強いタックルが相手のペナルティを誘発。流れが一気に立教に傾いた。18分、立教のトライライン手前での立教ボールのスクラムからNO.8仙臺蔵三郎（4年・立教新座）が勢いよく飛び出しトライ。SO小嶋がコンバージョンキックを成功させ14-14のスコアに到達。互いの意地と技術がぶつかり合う、白熱の展開となった。22分、相手が大きくラインブレイクし、敵陣10mから自陣10mまでアタックラインの前進を許したが、CTB靍田敢大（2年・立教新座）の低いタックルで相手の勢いを止める。その後も点差は動かず緊張感が続く。晴れていた空が徐々に曇り始め、冷たい突風とともに不穏な空気が会場を覆い始める。直後、立教は不用意なペナルティを犯し、その隙を突かれてトライを許す。スコアは14-21と逆転。33分、敵陣22m付近での立教ボールのラインアウトからフェーズを重ね少しずつ前進。トライラインに飛び込むもグランディングできずに得点に繋げることができない。ゴールラインドロップアウトから再度チャンスを得た立教は再び果敢に攻める。36分、トライラインを目の前に立教ボールのスクラムからNO.8仙臺がトライ。21-21となり再び同点に追いついた。選手たちから「残り3分」の声が響き渡り、会場は静寂と熱気に包まれた。39分、LOBenedict Lakeman（4年・Brimsham Green Secondary）→SH藤倉将太朗（2年・専修大学松戸）→CTB白井にパスが回りWTB林田がラインブレイクするもオフロードが繋がらない。自陣10m付近での相手のスクラムからの攻撃を最後まで止めきれず、ついにトライを許してしまう。そのまま試合は21-26で終了した。

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　勝利の女神は微笑まなかった。最後の瞬間まで粘りを見せることができず、悔しさが残る結果となった。AチームBチームともに課題を明確にし、克服に向けて一層の努力を誓った。次試合に向け、白石組全員で勝利を掴み取るべく、一丸となって前進する。

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​文章：立教大学体育会ラグビー部