試合レポート
6月1日(日)
<練習試合>成蹊大学B戦
Aチームが115-0で大勝を収めた直後、同じグラウンドで行われた40分一本の練習試合。連勝を狙い、勢いそのままにチーム一丸となって奮闘する。
成蹊大学のキックオフ。開始5分、立教のトライライン手前での立教ボールラインアウトからモールを形成し、トライを狙うも、相手にターンオーバーされ得点にはつながらない。しかし7分、敵陣22mでの立教ボールスクラムからSH藤倉将太朗(2年・専修大松戸)→CTB白井大督(3年・Hamilton Boys')→SO鈴木大治郎(1年・流通経済大柏)へとテンポよくパスがつながり、SO鈴木がそのままトライし7-0となる。先制点を挙げ、流れを掴む。14分、敵陣22mでの相手ボールスクラムでペナルティを獲得し、直後のラインアウトからモールを組み、HO野口瑠人(1年・茗溪学園)がそのまま前進しトライ。12-0となる。20分、敵陣22mでの立教ボールラインアウトから、フェーズを重ねてジリジリと前進する中で、WTB渋谷豪(2年・立教新座)がタックルを受けながらも絶妙なタイミングでWTB林田和真(2年・長野)にパス。WTB林田がディフェンスの隙を突いてトライを決めた。19-0となる。27分、ハーフライン付近での相手のアタック中、蹴り込まれたボールをSH小嶋眞心(1年・日本航空石川)がキャッチ。そのまま一気にラインブレイクを果たし、相手のディフェンスを振り切ってトライまで持ち込む。スコアは26-0とさらに突き放す展開に。しかし37分、自陣のトライライン前での相手ボールラインアウトからモールを組まれ、そのまま押し込まれてトライを許してしまう。スコアは26-5となり、相手に得点を許す形となった。しかし立教はそれでは終わらなかった。40分、自陣10m付近での立教ボールラインアウトからボールが展開され、PR大倉永登(3年・函館ラ・サール)のパスを受けたLO高尾将太(2年・川越東)がタックルを受けながらも力強く前進。そのままスピードに乗ってディフェンスを振り切り、トライを決める。最後まで攻め切った立教が33-5で試合を締めくくった。
A戦・B戦ともに勝利を収め、チームとして良い流れを作ることができた。B戦では5点を許したものの、全体としてディフェンスは機能していた。今後は、今回の試合で見られた良かった点と改善すべき点を細かく洗い出し、次戦に向けて着実に準備を進める。
文章:立教大学体育会ラグビー部
