試合レポート
6月15日(日)
<練習試合>日本体育大学戦
Aチームが快勝を収めた直後、同じグラウンドで行われた40分1本のBチームの練習試合。勢いそのままに、Bチームも勝利を収め、チーム全体に良い流れをもたらすことができるのか。注目の一戦が始まった。
立教大学のキックオフ。試合開始からわずか2分、自陣22mでの相手ボールラインアウトからモールを押し込まれ、先制トライを許してしまい0−7なる。しかし5分、敵陣22mでFL森本爽太(2年・茗溪学園)がキックチャージに成功。FL森本からLO高尾将太(2年・川越東)へ、さらにPR石原捷聖(3年・東海大大阪仰星)へとつながり、PR石原がそのままトライ。5−7となる。その後はハーフライン付近で一進一退の攻防が続く展開に。16分、敵陣10m付近での相手ボールラインアウトに対してHO野口瑠人(1年・茗溪学園)が素早く反応し、PR大倉永登(3年・函館ラ・サール)へタップパス。そこから外にいたCTB靍田敢大(2年・立教新座)へとボールが渡り、CTB靍田がWTB渋谷豪(2年・立教新座)へオフロードパス。そのままWTB渋谷がトライを決めて12−7と逆転に成功する。その後も立教は何度かトライライン目前まで攻め込むも、あと一歩が届かず得点には至らない。すると29分、自陣22m付近での相手ボールラインアウトからモールを押し込まれ、トライを許してしまい、12−12の同点となる。さらに35分、自陣22m付近での相手ボールスクラムから立教のディフェンスラインの隙を突かれ、再びトライを許してしまう。スコアは12−19と逆転を許す苦しい展開に。39分、ハーフライン付近での相手のアタックに対し、NO.8古田学央(1年・東福岡)が低いタックルを決めてチームに勢いをもたらす。迎えた40分、敵陣22mでの立教の攻撃。FB髙木悠生(1年・仙台育英学園)が冷静に状況を見極めて大外へキックパスを放つと、WTB林田和真(2年・長野)が見事にキャッチ。そのまま相手のディフェンスを巧みにかわしてトライを奪い、5点を追加。最後まで粘りを見せたが、あと一歩届かず、最終スコアは17−19で試合終了となった。
惜しくも2点差で試合が終了し、悔しさの残る結果となった。この試合で見えた課題をしっかりと修正し、来週に控える定期戦である東京大学との試合にチーム全体で緻密に調整を重ねて臨む。
文章:立教大学体育会ラグビー部
