試合レポート
8月25日(月)
<練習試合>京都大学C戦
菅平合宿の最終戦。相手は京都大学。これまで積み重ねてきた成果を発揮し、最高の形で締めくくるために、出場する選手はもちろん、サポートメンバーを含めた全員が同じ思いを持って試合に臨んだ。
京都大学のキックオフ。前半3分、自陣22m付近での相手ボールスクラムからボールを展開され、そのままトライを許し、7-0となる。8分、敵陣22m付近での立教ボールスクラムからそのまま押し込み、HO井手一登(2年・大分上野丘)がトライ。7-7となる。さらに14分、敵陣22m付近での立教ボールスクラムからSH小嶋眞心(1年・日本航空石川)→FL森本爽太(2年・茗溪学園)→CTB鈴木大治郎(1年・流通経済大柏)とパスが繋がり、CTB鈴木がトライ。14-7となる。しかし20分、自陣22mでの相手ボールスクラムから展開され、タックルするも止めきれずにトライを許し、14-14となる。32分、立教のアタックでハーフラインからSO福井柊哉(2年・桐蔭学園)がラインブレイク。そのままSO福井がトライを決めた。スコアは21-14で前半を終える。
後半4分、ハーフラインでターンオーバーを許したことが起点となり、トライを献上。21-19となる。6分、敵陣10m付近での立教のアタックで、パスが乱れるも懸命にボールを繋ぎ、最終的にFL森本がトライ。28-19となる。しかし相手の反撃を止めきれず、立て続けに2トライを献上し、14分には28-33と逆転されてしまう。それでも16分、敵陣22mでの立教ボールスクラムからパスを展開し、SO福井が相手のタックルを交わしてトライ。35-33と逆転。しかしディフェンスの隙を突かれて再び2トライを許し、30分の時点でスコアは35-47となる。それでも33分、敵陣22mでの立教ボールから素早くボールを展開しトライ。42-47となる。しかしここでも流れを掴みきれず、再び2トライを献上し、42-59となる。それでも立教は最後まで諦めなかった。39分、何度かタックルを受けるも果敢にパスを繋ぎ、LO岩崎清吾(2年・立教新座)がトライ。49-59となる。40分、敵陣22mでの立教ボールラインアウトからモールを形成。そのまま押し込みHO西井悠眞(2年・立教新座)がトライ。56-59で試合が終了した。
わずか3点差での惜敗は、チーム全体にとって大きな悔しさを残す結果となった。しかしこの敗戦を成長の糧とし、目標である「対抗戦4勝」の実現に向けて、何が足りなかったのかを真摯に見つめ直す必要がある。選手だけでなくスタッフも含めて、より強い結束を持ち、チームとしての完成度をさらに高める。
文章:立教大学体育会ラグビー部
