試合レポート
11月22日(土)
<関東大学対抗戦>筑波大学戦
関東大学対抗戦第6戦目の相手は筑波大学。連敗が続く中、今の自分たちにできる最大限の準備と覚悟を持って、この一戦に挑んだ。
立教大学のキックオフ。前半2分、ハーフラインでの立教ボールスクラムでペナルティを獲得し、敵陣22mでのラインアウトで再開。数フェーズ重ねてトライライン手前まで迫ったものの痛恨のペナルティで得点には結びつかない。7分、自陣10mでの相手のこぼれ球にCTB向井悠統(1年・東海大大阪仰星)が素早く反応してターンオーバーし、攻めの姿勢を見せる。しかし10分、自陣22mでの相手ボールラインアウトからモールを形成され、そのままトライを許し、0-7となる。さらに12分には敵陣10mからラインブレイクされ、止めきれずにトライを許し、0-14となる。その後はペナルティを獲得する場面も増え、28分には敵陣22m付近でピックアンドゴーからアタックを開始するチャンスを得るが、ターンオーバーされ、得点には至らない。30分、敵陣22mでの相手のキックをLO吉田健十(3年・報徳学園)がチャージし、トライ目前まで迫るも押し切れない。35分、敵陣22mで得たペナルティからCTB佐藤侃太朗(4年・國學院久我山)がペナルティゴールを成功させ、3-14と点差を縮める。しかし38分、自陣22mで再びラインブレイクを許し、そのままトライを奪われ、3-21となる。さらに40分、ハーフラインで相手に立教のデイフェンスラインを突破され、追加点を献上。前半を3-28で折り返す。
後半3分、敵陣10mでの立教のアタック中にパスをインターセプトされ、そのままトライを許し、3-35となる。さらに9分、自陣22m付近での相手ボールスクラムから追加点を奪われ、3-40と点差が広がる。直後にも立て続けに2本のトライを許し、スコアは3-52に。24分、自陣22mで相手がトライ目前まで迫るが、PR石原捷聖(3年・東海大大阪仰星)、LO古田学央(1年・東福岡)、SO小嶋眞心(1年・日本航空石川)が低いタックルでトライを阻止。しかし、その後自陣22mでの相手ボールラインアウトからモールを組まれ、ディフェンスしきれずに2トライを許し、3-64となる。37分には、敵陣10m付近で立教がアタックを仕掛け、PR大上翔(4年・京都成章)が相手のディフェンスラインを突破するも、後続のパスが繋がらず得点には至らない。その後もFB大畑咲太(3年・東海大大阪仰星)、WTB渋谷豪(2年・立教新座)らが強いタックルで相手に対応したが、最後までスコアを動かすことはできず、3-64のまま試合終了となった。
トライを奪えず、悔いの残る結果となった。さらに今シーズンの関東大学対抗戦ではまだ一勝も挙げられておらず、敗戦が続く中でチーム全体に“負けに慣れる”空気が生まれつつある。今週末には関東大学ジュニア選手権の入替戦、再来週には関東大学対抗戦の入替戦と、重要な試合が続く。残り少ない今シーズンの試合は日頃支えてくださっている方々への感謝の気持ちを胸に確実に勝ち切り、良い形で締めくくる。
文章:立教大学体育会ラグビー部







