試合レポート
6月21日(日)
<関東大学春季大会>青山学院大学戦
関東大学春季大会の最終戦の相手は青山学院大学。ここまで全勝で突き進んできたからこそ、絶対に負けられない一戦。覚悟を胸に、ピッチに立った。
青山学院大学のキックオフ。立ち上がりは自陣での守備の時間が続いたが、前半2分のハーフラインにはSH日比野陽穂(1年・報徳学園)やCTB向井悠統(2年・東海大大阪仰星)が鋭いタックルで相手の勢いを止める。さらに5分には自陣22mでのCTB村上有志(3年・東福岡)が低いタックルで相手を倒し、ペナルティを獲得するなど、随所で立教の粘り強い守備が光る。11分、敵陣22mでの立教ボールラインアウトのチャンスを得るも、直後にペナルティを取られてしまい、得点には繋がらない。すると15分、自陣22mでの相手ボールラインアウトからモールを組まれ、そのまま押し込まれて先制トライを許し、0-5となる。19分、自陣10mでFB平賀快(1年・報徳学園)が敵陣22mまでロングキックを蹴り込み、立教ボールラインアウトのチャンスを得る。しかしフェーズを重ねた後にペナルティを許し、再び得点の機会を逃す。27分、自陣10mでの相手のアタックに対し、PR坂本裕樹(4年・立教新座)、HO野口瑠人(2年・茗溪学園)、NO.8前田純也(3年・東海大大阪仰星)らの力強いタックルによりペナルティを獲得。直後、敵陣22mでの立教ボールラインアウトから展開し、CTB向井がスペースを突いてラインブレイク。パスを受けたFB平賀がそのまま走り切りトライを挙げ、5-5の同点に追いつく。さらに35分、敵陣10mでの立教ボールラインアウトから攻撃を開始すると、SO鈴木大治郎(2年・流通経済大柏)がハーフラインから敵陣22mまでラインブレイク。その後のアタックで獲得したペナルティから、ペナルティゴールを成功させ、8-5と逆転。迎えた40分、自陣22mでの相手ボールラインアウトから再びモールを組まれるが、SH日比野やLO高尾将太(3年・川越東)らが粘り強いタックルを見せ、トライ目前でノックフォワードを誘発。追加点を許さず、8-5で前半を折り返す。
後半4分、ハーフラインでの相手のアタックに対し、LO吉田健十(4年・報徳学園)とFL山田哲平(1年・佐賀工業)のタックルでペナルティを獲得。直後、敵陣22mで立教ボールラインアウトから展開し、再びペナルティを獲得すると、ペナルティゴールを選択。CTB向井が成功させ3点を追加して11-5とリードを広げる。7分、敵陣22mでの立教ボールラインアウトからSO鈴木が相手の隙を突いてディフェンスラインを突破し、そのままトライ。16-5となる。16分、自陣22mでの相手のアタックに対し、WTB権藤祐輝(1年・桐蔭学園)がインターセプト。攻め続ける姿勢を崩さない。しかし20分、敵陣10mでの相手ボールスクラムからテンポよく攻撃を展開され、勢いを止めきれずにトライを許し、16-12と4点差まで詰められる。それでも28分、ハーフラインでの相手のアタックに対し、FL中山英琥(3年・東福岡)の低いタックルを起点にペナルティを獲得。直後の敵陣22mでの立教ボールラインアウトからの攻撃でトライ目前まで迫るも、痛恨のノックフォワード。追加点には繋がらない。その後はハーフライン付近で激しい攻防が続き、チャンスを作るも得点は動かない。最後までリードを守りたい立教は40分、自陣10mでの相手ボールラインアウトでスティールし、攻撃を断ち切る。そのままタッチへボールを蹴り出し、16-12で試合が終了した。
関東大学春季大会を全勝で終え、チームには安堵の表情が見られた。しかし、今試合は4点差での勝利となり、試合内容やペナルティの数を振り返ると、決して満足のいく勝利とは言えない。「大学選手権出場」を果たすためには、春シーズンで浮き彫りになった課題を丁寧に見直し、より完成度の高いチームへと成長する必要がある。そのために少しでも多くの練習時間を確保しながら、地道な努力を積み重ねる。立教ラグビー部を支えてくださるすべての方々への感謝を胸に、覚悟を持ってシーズンに向けて準備を進める。
文章:立教大学体育会ラグビー部







