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2024年5月31日(金)

進藤 大(3年・HO)

「ルビコンの川を渉れ」

春シーズンに突入し3試合(慶應義塾大学戦・筑波大学戦・日本大学戦)を終えましたが、振り返ってどうでしたか。また、残りの試合に対する想いを教えてください。

 関東大学春季大会を通じて、全体的に自分のレベルがまだチームに通用していないと感じました。去年まではAチームとして出場する機会が無かったのですが、今年度からAチームとして出場する中で、周囲と自分との差をとても痛感しました。特に慶應義塾大学戦では、自分のコンタクトレベルの低さやセットプレーの取り組みの甘さを感じました。そのため残りの試合では、まずセットプレーを改善し、気持ちを込めたプレーをしたいです。チームとしてはディフェンスが課題なので、修正して残る2試合に臨みたいです。

 

大学ラグビーを通して得たことや気づいたことはありますか。

 自分の高校のラグビー部は、部員数が15人にも達さないくらい少人数で、限られた練習しかできませんでした。しかし、大学ラグビーでは戦術的な練習や今まで高校ではやったことのないような練習をするようになり、高校ラグビーと大学ラグビーの「環境」という大きな違いに気付かされました。高校の時は、部員数も少なかったため、独り善がりなプレーをしていて、自分1人の力でどうにかなると思っていました。しかし、大学では自分1人のミスでチーム全体の状況が変わってしまったり、チームの意図とは沿わない自分中心としたプレーが通用しなくなり、大学になって初めてラグビーとは「コミュニケーション」と「チームワーク」を必要とするチームスポーツであることに気付きました。

 

ラグビーを始めたきっかけを教えてください

 小さい頃に、父親にラグビースクールに連れて行ってもらったのがラグビーを始めたきっかけです。ラグビーを始めた当初は嫌々でしたが、徐々にトライやタックルすることの楽しさを覚えていき、成長するとともに、ラグビーの面白さや素晴らしさに気づきました。高校を卒業してから大学でラグビーを続けるか少し悩んだ時期もありましたが、高校で悔しい思いを経験した分、大学でもラグビーを続けようと決心をしました。

 

同期について教えてください。

 3年生はフォワードが多い学年で、多くの選手がAチームをプレーや声で引っ張ってくれています。フォワード、バックス共にラグビーに対して熱く、身体を張っていて一緒にラグビーをする中でとても頼もしい存在です。普段は普通の友達のような存在ですが、ラグビーになると自分にアドバイスをくれたり、時には厳しくしてくれる信頼できる存在です。

 

期待する後輩は誰ですか。

 西井悠眞(西井悠眞・1年)です。自分と同じポジションということもあり、自主練などで一緒にいることが多い後輩です。彼のリーダーシップ性やラグビーにかける情熱は自分も見習うべきだと思っており、非常に尊敬しています。将来、チームを引っ張る選手だと思うのでとても期待しています。

 

自分の強みを教えてください。

 自分の強みは、タックルです。相手が誰でも迷わずにタックルできるのが強みだと思っています。タックル好きということもあり、ビッグタックルを見るとかっこいいなと思います。しかし、まだタックルをする際に飛び込んで外されてしまう時があるのでそれを改善し、更なる自分の強みを高め、自分も人の心を動かせるようなタックルをしたいです。

 

秋シーズンへの意気込みや今後の目標を教えてください。

 秋シーズンでは、チームの目標である「大学選手権出場」に向け、上級生としての自覚を持ち、少しでも尽力したいです。まだ自分はAチームで試合をするような段階には達していないと思うので、スタンダードを上げて今後の練習や活動により一層取り組みます。今後の目標としては、自分が試合に出場することを誰もが納得してくれるような選手になりたいです。

 

HPをご覧の皆様へ一言お願いします。

 HPをご覧の皆様、日頃より立教大学体育会ラグビー部を応援してくださり、厚く御礼申し上げます。「大学選手権出場」という目標を達成することで皆様への恩返しとなれればと思っております。今後とも立教大学体育会ラグビー部へのご支援・ご声援のほどよろしくお願いいたします。

Interview​

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