2024年8月22日(火)
青田 遼生(3年・WTB)
「Restart」
立教大学ラグビー部に入部したきっかけを教えてください。
ラグビー自体を始めたのは、4歳の頃です。親の勧めで、兄と一緒に地元の田園ラグビースクールに通い始めました。通い始めた当初は、楽しくラグビーをしていたわけではなかったのですが、小学3年生から試合に出場するようになり、ラグビーの楽しさに気が付きました。そのままラグビーを続けたかったのですが、通っていた高校(東京学芸大附属国際)にラグビー部がなかったため、ラグビーを続けることを断念しました。代わりに高校時代はサッカー部に所属していました。しかし、J Sportsで高校ラグビーと大学ラグビーの試合を全て視聴するほどラグビーへの熱量は高く、大学でラグビーを再開する大きなきっかけとなりました。そのため、大学からラグビーを始めることができ、高い目標を持って練習に望むことができる環境に惹かれ、立教大学ラグビー部に入部しました。
実際に立教大学ラグビー部に入部して、どのように成長できましたか。
最も成長を感じるのは、コミュニケーションの面での成長です。ラグビーでは仲間とのコミュニケーションが全体の流れに直結します。元々人と話すのが得意なタイプではないのですが、コミュニケーションの大切さに気付かせてくれた洋平さん(HC・中村洋平)と部員に感謝しています。
同期について教えてください。
3年生は同期の仲が良く、学年会もよく開催します。コミュニケーションが得意になったのは、同期の影響が強いです。特に仲が良いのは島﨑太志(3年・桐蔭学園)と、石川洋志郎(3年・東京)、渡辺大斗(3年・國學院久我山)の3人です。
島﨑は、毎日の練習後にご飯を食べに行き、その後彼の運転で送迎してもらっています。送迎してもらう車内で他愛もない話やラグビーに関する話を重ね、仲良くなりました。プレー面では、ラインアウトの中心として、チームにとって欠かせない存在だと感じ、尊敬しています。
洋志郎は、普段の会話や態度に、ラグビーに対する熱い想いが溢れているように思います。彼が、太い足を活かし、強く恐れないタックルをする所に惹かれます。
大斗は、高校までサッカーをしており、大学からラグビーを始めたという点で、自分と似た背景があります。1年生の頃は、洋平さんの指導の下、大斗と自主練に励んでいました。良き友であり、良きライバルである大斗と一緒に、秋の関東大学対抗戦に出場することが目標です。
期待する後輩は誰ですか。
長島朔良(2年・立教新座)と林田和真(1年・長野)に期待しています。
朔良は、誰よりも遅くまで残って自主練習している姿や、ひとつひとつの試合でより良い結果を残そうとしている姿を見て、刺激を受けます。
和真も、普段の練習中の貪欲に学ぶ姿勢から、向上心を強く感じます。
2人とも同じポジション(WTB)のため、良い影響を受けています。
上級生になってからの変化を教えてください。
上級生になってから、部室でもグラウンドでも、ラグビーの話でコミュニケーションをとる機会が増えました。最近は特に、後輩部員とコミュニケーションを図っています。部員とコミュニケーションをとることで、チーム全体の向上に繋げたいです。
大学ラグビーも残り1年半を切りましたが、残りの期間での個人の目標と、チームとして達成したい目標を、それぞれ教えてください。
個人としては、自分の強みであるコンタクトとランの精度を上げていきたいです。また高校でサッカー部に所属していた際は、コロナウイルスなどの影響により、不完全燃焼に終わってしまいました。大学ラグビーでは「できることを全力でやる」という方針を立てて、日々の練習に励んでいます。具体的に現在は、練習中にできるだけ声を出したり、手を抜かず走ったりすることを心掛けています。また、これからの期間はウエイト中心に全力で取り組み、フィジカルの強化に努めたいです。
チーム全体としては、「大学選手権出場」という目標を達成したいです。今年はもちろんのこと、来年も出場することを目標に、日々取り組んでいきたいと思っています。
春シーズンが終わり、いよいよ秋の関東大学対抗戦が始まりますが、秋シーズンへの意気込みをお願いします。
自分はまだ、関東大学対抗戦に出場した経験がないので、出場が今年の目標です。そのため、先述した通り「できることを全力でやる」という方針に従い、フィジカル面を強め、コンタクトとランをより強化なものにしていきたいです。
最後に、HPをご覧の皆様に一言お願いします。
平素より立教大学ラグビー部を応援してくださり、厚く御礼申し上げます。今年度の目標である「大学選手権出場」と「ジュニア選手権昇格」達成のため、部員一同日々練習に励んでおります。今後とも引き続き、温かいご支援・ご声援の程よろしくお願いいたします。