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2026年6月25日(木

成田 直生(3年・SH)

「志高く、信念を貫く。」

 

ラグビーを始めた時期ときっかけを教えてください。

 高校入学時に同じクラスになった靍田(靍田敢大・3年)に誘われ、ラグビー部の練習に体験参加しました。幼稚園生から中学生まではサッカーをしており、他のスポーツへの転向は考えていませんでしたが、体験の時にコンバージョンキックを蹴らせてもらい、サッカー経験を活かすことができると考え、ラグビーを始めました。2019年のワールドカップでラグビーが話題になっていたことや、父がラグビーをしていたこともきっかけとなり、実際に体験してみて楽しかったのでラグビーに転向しました。

 

サッカーとラグビーの比較を教えてください。

 キックに関しては、サッカーに似ており、サッカー経験が活きていると感じます。

 一方でラグビーの方が圧倒的にきつく、サッカーをプレーしたくなることもありますが、ラグビーの方がボール触れる時間が長いところが楽しいです。また、色んな体格の人がそれぞれの長所を活かせるポジションでプレーできるところが、ラグビーの魅力だと思います。

 

立教新座高校でキャプテンを務めていた時の経験を教えてください。

 高校で競技を始めてすぐに試合に出ていたことと、SHというポジション柄、まとめ役になることが多かったことから、投票で選んでもらいました。

 自分は前キャプテンの悠眞(西井悠眞・3年)や前々キャプテンの仙臺さん(仙臺蔵三郎・令和8年卒)のように、パッションがあり声で皆を引っ張れるようなタイプではありません。しかし、自分が高校のキャプテンだった同年、大学でキャプテンを務めていた時来さん(北川時来・令和6年卒)との交流のなかで、自分の信念をグラウンド内外で体現し、それを貫けば皆が付いてくるとの助言をいただき、歴代のキャプテンの真似ではなく、自分らしいやり方で一貫した信念を持つことが大切だと気付きました。具体的には、練習に一番早く来て自主練習に取り組んだり、フィットネスでは必ず1位に入るようにしたりすることで、プレーで皆を引っ張れるように意識していました。

 高校でのキャプテン経験は、自分の信念やラグビーに対する姿勢がブレなくなったという意味で、大学ラグビー生活にも活きていると実感しています。

 

これまでラグビー人生で、印象残っている試合はありますか。

 良い意味で印象に残っているのは、自分が高校2年生時の慶應義塾志木高校戦と熊谷高校戦です。慶應義塾志木との試合では、アタックのテンポやキックで自分の持ち味を最大限出し、無事勝利を収め、埼玉県ベスト8に進出することができました。熊谷高校戦では、初めてスターティングメンバーとして抜擢され、60分があっという間に感じ、楽しかった記憶です。

 反対に、大学に入ってからは悪い意味で印象的な試合があります。最も悔しかったのは、一昨年のジュニア選手権大会の白鴎大学戦です。直前の夏合宿までの試合ではBチームのSHをスタートから任されることが多かったのですが、夏合宿明け初戦の白鴎大学戦のスターティングメンバーには空来さん(斉藤空来・令和8年卒)が選ばれ、自分と貫人さん(有賀貫人・4年)がSHとしてブースターに入っていました。試合の途中で空来さんが足を攣ってしまい、交代でSHを任されたのは貫人さんでした。大雨の中の試合でしたが、最後の整列でジャージが汚れていないのは自分だけでした。自分以外の控えメンバーも交代して試合に出場し、大雨の中プレーしていたからです。そこで、自分がまだまだ公式戦出場の信用を勝ち取れていないことを痛感し、悔しさを味わった同時に、より一層ラグビーに火が着いた瞬間でした。

 

大学ラグビーで感じる高校とのギャップや挫折経験があれば教えてください。また、それをどのように乗り越えたかを教えてください。

 圧倒的に悩まされたのは怪我です。大学に入ってから初めての手術を経験しましたし、トータル1年以上のリハビリを伴う重い怪我を負いました。しかし、同じように怪我で苦しむリハビリの選手たちが頑張っていると、自分も刺激をもらい頑張ろうと思えます。特に、長いリハビリを経験している長井(長井遼太朗・3年)には刺激をもらいます。一緒に復帰して、またグラウンドに立ちたいというモチベーションでリハビリを乗り越えました。

 

刺激をもらう人はいますか。

 有志(村上有志・3年)です。プレーやウエイトが強いのはもちろん、オフの日にグラウンドに来て、ウエイトトレーニングや自主練習を行っている姿に刺激をもらいます。1年生からスターティングメンバーに選ばれる実力でありながら、普段からの人一倍の努力を重ね続けているところが凄いと思います。

 

期待する後輩はいますか。

 阿部ちゃん(阿部壮・2年)は、リハビリで過ごす時間が長い選手ではありますが、いつも前を向いて取り組んでいるので、期待しています。最近、一緒にグラウンドに戻って来られたので、これから一緒にプレーするのが楽しみです。

 それから、立教新座高校出身の後輩にも期待しています。大学のレベルは高校より遥かに高いですが、諦めずに付いていき、頑張ってほしいと思っています。

 

弊部HPでも尊敬する選手に挙げている時来さんについて、関係性や尊敬する理由を教えてください。

 高校生の頃、大学との合同練習の時にパスを教えてもらったことがきっかけです。インスタグラムを相互にフォローし、DMで連絡を取るようになりました。高校3年生の花園予選前には、関東大学対抗戦シーズン中にもかかわらず時来さんから連絡をもらい、「今までの全てを注いで頑張れ」というメッセージに非常に励まされました。 

 大学の練習に参加した時も気にかけてくださり、ラグビーに対する向き合い方やストイックなウエイトトレーニング、身体を張ったプレーでチームを引っ張る姿に、いつも刺激をもらい、尊敬しています。時来さんのように声は出せなくても、ラグビーに対する向き合い方は見習えるように、背中を追いかけてきました。

 最近は、ウエイトトレーニングのフォームを丁寧に指導してくださったり、怪我をした時もウエイトに取り組めるように別のアプローチを考えてくださったりと、お世話になっています。

 

最後に、HPをご覧の皆様へ一言お願いします。

 平素より立教大学体育会ラグビー部へのご支援、ご声援を賜り、厚く御礼申し上げます。自分自身これまで怪我が多く、リハビリで過ごす時間が多かったですが、そんな自分を支えてくれた家族やラグビー部の仲間、トレーナーさんたちのためにも、「大学選手権出場」を達成するため、「勝心(ガチンコ)」の気持ちを持って、日々の練習に励んでまいります。これからも立教大学体育会ラグビー部へのご支援、ご声援のほど、よろしくお願いいたします。

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