
2026年7月14日(火)
牛木 祐介(3年・PR)
「挑戦を楽しむ」
ラグビーを始めたきっかけを教えてください。
成田(成田直生・3年)から誘ってもらったことがきっかけです。ラグビーを始める前、自分はテニスをプレーしていました。中学校から高校に進学するタイミングで、成田から一緒にラグビーをしようと誘ってもらったことがありました。しかし、当時の自分はテニスへの思い入れが強く、中学生から始めた競技を高校でも継続したいと思い、その誘いを断っていました。そんなテニス部での活動が高校3年生の春シーズンで終了して時間に余裕ができた時に、成田から声を掛けてもらったことを思い出し、一度体験してみようと思って立教新座高校ラグビー部に入部しました。
また、団体競技に興味があったこともラグビーを始めようと思った理由の1つです。テニスは個人種目だったので、それまで経験したことがない環境に身を置いてみたいと感じました。さらに、スポーツウエルネス学部への進学を考えており、将来的にAT(アスレチックトレーナー)の資格を取得したいと思っていたことも自分の背中を押してくれました。AT資格保有者が介入するのはサッカーやラグビーなどのチームスポーツが多いです。もちろん、競技経験がなくても資格を取ってチームに参加することはできますが、自分は一度選手としてチームスポーツを経験しておきたいと思い、ラグビーを始めることを決めました。
ラグビーという競技の魅力を教えてください。
毎回新しいラグビーを見出す点が魅力だと思います。ラグビーは一見すると、パワーとパワーがぶつかり合う肉体競技のようです。しかしラグビーを始めて、実際には細かいパス回しや相手チームの間に切り込んでいく角度など、非常に繊細な部分までこだわって相手のディフェンスを突破していることを知りました。コンタクトプレーが起こる瞬間より前から様々なケースを予測して観るととても面白いです。またラグビーは、対戦相手が変わるだけで戦術もがらりと変わります。試合のスタイルが完全に変わるからこそ、臨機応変に対応する必要がありますが、その分、一つひとつの試合が新しく感じられるスポーツであり、そこがとても面白いです。
また、スクラムもとても面白いです。体重が大きく関係するのは事実ですが、力だけではなく首を入れる角度や相手と低く組むことなど、その他にも注意すべき点が多いプレーでもあります。同じ相手でもコンディションや芝の状態、PRとHOのコンビネーションなど、日によってスクラムの相性が変化するため、毎日新しいプレーに出会うことができます。単に力まかせに押すのではなく、相手の出方・サイズ・組み方を考慮して新しい方法を模索する必要があり、そこに面白さを感じています。
自分は、常に新しいことを追求することが得意な性格です。もちろん、何か1つのものを追求することも好きではありますが、ずっと同じ景色を見ていることよりも初めてのことにチャレンジすることの方が好きです。結果よりも、挑戦してぶつかる壁の解決策を考える過程の方が楽しいと感じるため、毎回新たな発見があるラグビーは自分に合っていると思います。
自分の強みと今後の課題を教えてください。
強みは、思考し続けて常に新しいことを追求できることです。好奇心に従って行動することへの躊躇がないからこそ、ラグビーをプレーし始めたと感じています。優柔不断な性格ではありますが、自分には絶対にできないと自分の好奇心に蓋をしたことはありません。
課題は、身体作りです。自分はほぼ大学からラグビーを始めました。そのため、周囲に比べると身体作りが追いついていないと感じる場面が多くあります。自分が求めるプレーができるように、そのために必要な身体作りをしていきたいと思っています。毎回の練習に対して課題意識を持ち、その掲げたことに対して正面から向き合い100%の力で取り組んでいきます。
今年度から上級生になるにあたり、チームにとってどのような存在になりたいですか。また、理想の上級生像を教えてください。
チームの中心で皆を引っ張っていく存在ではなく、外側からチーム全体の雰囲気をよくできるようにサポートしたいです。例えば、練習メニュー間の移動時に歩いてしまいコーチからご注意をいただく場面がありますが、未然に気づいてチームに声掛けを行うなど、上級生だからこそ気づけることに目を向けていきたいと思っています。自分は体力があまりなく、プレーでチームを牽引することはできないかもしれませんが、その分声を出して全員の士気を押し上げていければと考えています。
理想の上級生像は、上級生らしくない上級生です。良い意味で上下関係を感じずラフに話しかけてもらいたいです。皆から対等にみてもらい、牛木が頑張っているから自分も頑張ろうと思ってもらえる、そんな上級生が理想です。自分は、年齢は単なる数字だと思っています。たった数年早く生まれた事実を数字にしているだけなので、それに囚われることなく、心を開いてもらえる人でありたいと思っています。そのため、対等なチームメイトとして、チームに点いた火を絶やさないように、薪をくべる存在が自分の理想です。
刺激を受ける同期はいますか。
悠眞(西井悠眞・3年)、もりそう(森本爽太・3年)、涼平(高木涼平・3年)です。
悠眞は、今まで出会ったことがないタイプです。ラグビーに対する熱量が非常に高く、それが周囲に伝わり、周りを巻き込んでいく力に刺激を受けます。悠眞は、恥ずかしげもなくただひたすらに熱くいられる人で、その存在に奮い立たされることが多いです。ラグビー部の松岡修造(元テニス選手)のような人だと思います。
もりそうも、熱量の高さに刺激を受けます。特に、チームが落ち込んだ後の切り替えの場面でその熱量に救われます。チームの雰囲気がマイナスになった時、真っ先に全体を鼓舞して火を灯してくれます。もりそうがマイナスをゼロ、イチまで戻してくれて、その火を悠眞と共にさらに大きくしてくれる、そんな印象があります。
涼平は、PRの中でも自分と同じ1番としてプレーしていて、スクラムなどプレー面で刺激を受けます。常にチームの強いスクラムを支えてくれている姿が、自分が1番をするうえで見本になっています。練習でも試合でも、1番として一番タフなスクラムを組んでいる姿に刺激を受けます。
期待している後輩はいますか。
帆峻(服部帆峻・1年)、おっちー(落井甚哉・1年)、眞心(小嶋眞心・2年)です。
帆峻は、タックルコンタクトでのインパクトの強さが凄いと思っています。躊躇せず一つひとつのプレーに全力な姿が印象的です。怪我が多いですが、頑張ってほしいです。
おっちーは、同じPRの後輩として、スクラムなどの面で期待しています。京都成章高校出身の大上さん(大上翔・令和8年度卒)のようにエナジーを持って頑張ってほしいです。
眞心は、2年生ながらもリーダーシップを持ち、自分からたくさん発言している姿が印象的です。練習への向き合い方も非常にストイックなので、期待しています。
ラグビーをするうえで心掛けていることを教えてください。
常に声を出してコミュニケーションを取り続けることです。チームスポーツをするうえで、仲間とコミュニケーションを取ることは必要不可欠で、全員が同じ意識と理解を持って取り組むことが重要だと思っています。そのためには、自分から積極的に周囲と会話をしていく必要があると考えているので、練習中から心掛けています。
あなたにとってラグビーとはという質問に対して、「挑戦」と回答していますが、その意図を教えてください。
自分はラグビーという競技をほぼ大学から始めたので、新しいことにチャレンジするという意味で「挑戦」という言葉を選びました。また、自分の肉体で感じたことを知識として自分の中に落とし込み、将来のキャリアに活かすために、新しいことに怖気づくことなく「挑戦」していきたいという意味も含んでいます。自分にとって「挑戦」という言葉は、挑み続けるという意味だけではなく、自分がやりたいことを続けるために必要なマインドでもあります。
これから控える試合への意気込みを教えてください。
チームのために身体を張ることはもちろんですが、一つひとつの試合の中で自分がやりたいことを100%やり切りたいです。試合で一番したくないことは、緊張で全力を尽くせないことです。だからこそ、試合が終わってから悔いが残らないように、自分が持っている力を全て出し切れるようなプレーをしていきたいと思います。
最後に、HPをご覧の皆様へ一言お願いします。
平素より立教大学体育会ラグビー部へのご支援・ご声援を賜り、誠にありがとうございます。新しいことに挑戦し続けられる環境でラグビーをプレーできているのも、日頃から応援してくださっている皆様のお陰だと感じています。常に全力で自分自身と向き合い、悔いが残らない2年間となるよう、挑戦し続けながら毎日を駆け抜けていきたいです。引き続き、立教大学体育会ラグビー部へのご支援・ご声援のほど、よろしくお願いいたします。

