
2026年7月31日(金)
築谷 豪(3年・PR)
「驀進」
ラグビーを始めたきっかけ、立教大学体育会ラグビー部に入部した理由を教えてください。
父がラグビーをしていたため、小さい頃からラグビーに触れてきました。小さい頃、父が高校、大学時代の友人たちとラグビーの話をしている姿、ラグビーを人生の糧にしている姿を見て、自然とラグビーをやりたいと思うようになりました。小学校に入学してからはラグビースクールでプレーをしていましたが、一度野球をするためにラグビーから離れました。しかし、城北中学校に入学したタイミングでラグビーを再開しました。私の中学は、東京都で単独チームを組めている珍しいチームです。その環境もあり、ラグビーをもう一度やってみたいと思いました。その後、城北高校に進学しラグビーを続けました。私の高校はラグビーではそこまで有名ではなく、大学まで競技を続けている部員もいません。そこで、私が大学でラグビー部に入部し、後輩たちが私の活躍を見てくれたら希望になるのではないか、また、私が大学のレベルでどれくらい通用し、成長できるのか、挑戦したくなり、入部しました。
個人の強みと今後の課題を教えてください。
試合中のパッションです。試合に出たいという気持ちが人一倍強いと自負しているため、その目標に向かって頑張ることができるという点が強みであると感じます。今後の課題は、PRのメンバーの中では体重が軽い方であるため、体重を増やすことです。
高校ラグビーと大学ラグビーとの違いはありましたか。また、その違いや戸惑いをどのように乗り越えましたか。
最も感じたのは、レベルの違いです。弱小校出身の私は、基本的にスターティングメンバーで出場することに慣れており、ブースターから出ることは絶対にありませんでした。しかし、立教大学体育会ラグビー部に入部し、ブースターとして出場する難しさを学びました。人数が多いため、15対15の実戦形式の練習を毎日できることが驚きで大きな喜びでした。入部して以来マイナスな気持ちは一切なく、一番下から這い上がるだけだと前向きな気持ちでチャレンジすることができました。
試合中に誰よりも声掛けをしている印象ですが、意識的に声を出しているのですか。
試合に出場している時と観戦している時で意味合いが違います。私がプレーをしている時は、最初にスクラムを組む際に「ファースト」と叫びます。私自身を奮い立たせ、絶対に負けないという意思表示をしています。一方でチームメイトが出ている試合では、もちろんメンバーを鼓舞する応援の気持ちもありますが、私が出場できたかもしれないという悔しさもあり、刻み付けるためにも声を出しています。
今までで印象に残っている試合はありますか。
1つ目は、高校2年生時の全国ラグビーフットボール大会東京都予選第1回戦の試合です。部員が少ないため人数が足りず、1人でも欠ければ棄権という状態の中、1年生の後輩が体調を崩し、立っているのも難しい状態でした。しかし、彼は試合を欠場せず、前半1分だけ出場しその後は14人で試合をしました。結果は無事勝利することができました。そんな彼の姿に奮い立たされ、チームが一致団結し相手より1人少ない状況でも勝利することができました。
2つ目は2024年度関東大学対抗戦の筑波大学戦です。その直前の早稲田大学で大敗し、関東大学対抗戦Aグループの厳しさを痛感していました。しかし、本戦では大学選手権出場の名門である筑波大学と接戦になり、惜敗しました。この試合を見て4年間本気で努力すれば、私たちも大学選手権という舞台で戦えるのではないかと大きな希望を感じました。また、観客席から見ていて、試合後に悔しさを共有する選手たちの輪に私も入りたいと思いました。フィールド上の緊張感や歓喜、仲間と互いに鼓舞し合う空気を肌で感じたいと強く思った試合でした。
尊敬する先輩を教えてください。
大上さん(大上翔・令和8年卒)、洋志郎さん(石川洋志郎・令和8年卒)、青田さん(青田遼生・令和8年卒)です。
大上さんは、1番の先輩として非常に尊敬していますし、私が大事にしているスクラムのファーストコールである「ファースト」も大上さんが叫んでいたものを私も受け継ぎ、叫んでいます。
洋志郎さんは、キャリーやタックルなど、接点の部分でチームになくてはならない存在だと思います。プレーの面で非常に尊敬しています。
青田さんは、昨年度のジュニア選手権大会カテゴリー3・4入替戦である中央大学戦で、身体を痛めた状態でもタックルで相手を倒そうとしたシーンがありました。4年間の全てを懸けている姿を間近で見ることができ、非常に感動しました。有名校出身ではなく、サッカー部出身の青田さんのラグビー人生の集大成を見て、尊敬しました。
期待をしている後輩はいますか。
間中(間中雄生・2年)です。彼は観光学部の後輩であり、戦友でもあります。入部当初は、体格が大きく、有名校出身だと思っていました。しかし川口北高校という県立高校出身で、私と同じ境遇だと思いました。特に昨年度は練習がハードで、チームの編成上、Cチームの試合を組むことが難しく、悔しい思いを共に分かち合ってきました。その努力もあり、間中は結果を出し始めていると感じます。ガチンコアワード(各試合における最も活躍した選手)に選出され、FLとして新しいポジションで上のチームに上がり活躍している姿を見て、今後絶対に伸びる選手だと思っています。また、共に関東大学対抗戦に出たいと思っています。
刺激を受けている同期はいますか。
牛木(牛木祐介・3年)です。牛木はポジションが同じで、ウエイトトレーニングもペアで行っています。彼はラグビー歴が浅い中でも、ウエイトの数字を伸ばしたり、怪我をしながらも復帰したりと、頑張っています。彼は、スクラムで強い相手を倒したいということがラグビーへのモチベーションで、私と違う点が面白いと思います。
もう1人は、有志(村上有志・3年)です。彼は年齢的には私より1歳下ですが、常にトップを走り続けている同期です。私がまだ入部もしていない、1年生時の4月に行われた東日本セブンス大会に出場し、活躍している彼の姿を見て驚きました。また、今年度の関東ラグビーオールスターゲームにも選出され限られた出場時間の中で、1トライを挙げ活躍していました。彼には一種の憧れをも感じています。
ラグビーの魅力、好きなところはありますか。
15人という人数と、全員に個性がある点が魅力です。私は、15人という人数が個人の個性を一番堪能しやすい人数だと思っています。それぞれに役割があり、できること、できないことがあり、それを異なるポジション同士で補い合い、一つの塊となって勝利へと進んでいく姿がラグビーの魅力だと思います。
残りの大学ラグビーに向けての意気込みをお願いします。
関東大学対抗戦に出場することです。どんな形でも、1分1秒でも関東大学対抗戦という舞台に立ちたいです。大学ラグビーは歴史と伝統があり、未だにテレビで中継される数少ない大学スポーツです。そんな大舞台で、いつも支えてくれる父にプレーで恩返しがしたいです。そして、そこで高校の同期と後輩のためにも、城北高校という名をスタジアムに響かせたいです。
HPをご覧の皆様に一言お願いします。
平素より立教大学体育会ラグビー部へのご支援、ご声援を賜り、誠にありがとうございます。応援してくださる皆様の想いも背負って、プレーしていきたいです。お世話になっている地域の皆様、HPをご覧の皆様、私に関わる全ての人への感謝を忘れず、日々の練習に励んでまいります。これからも立教大学体育会ラグビー部へのご支援、ご声援のほど、よろしくお願いいたします。

