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2026年8月15日(土)

高木 涼平(3年・PR)

「知らない間に入部予定者リスト入ってました」

 

ラグビーを始めたきっかけを教えてください。

 父がラグビーをしていたことがきっかけで、4歳の頃、地域のラグビースクールに体験に行きました。ラグビーが鬼ごっこのようで楽しそうだと思い、ラグビースクールへの入会を決め、競技を始めました。

 

ラグビーという競技の魅力を教えてください。

 試合でボールキャリーをするときが楽しいため、そこが魅力だと思います。緊張感を楽しみながら、体を当てることでチームに貢献できたら最高です。また、運が良ければ友人や知人がプロチームや日本代表で試合をしているのを、応援して熱狂できる点も魅力だと思います。

 

自分の強みと今後の課題を教えてください。

 ボールキャリーとスクラムが強みです。一方で、今シーズンは自分自身、怪我が多いことが課題です。現在自分は3年生で、同じPRである4年生の捷聖くん(石原捷聖・4年)が怪我をしています。その代わりとして試合に出場していましたが、関東大学春季大会の最終戦で自分も怪我をしてしまい、誰かにポジションを任せることになってしまっています。来年のことを考えると、自分も成長しなくてはならないため、スクラムなどの強みを磨き、チームにいなくてはならない存在となることが大事なのではないかと思います。

 スクラムに関しては、筋力パワーを出すのは得意ですが、姿勢やセットアップのディティールに関しては、試合終盤になると雑になってしまうところがあるため、80分間を通して一貫したスクラムが組めるよう、拘っていきたいと思います。

 また、もう1つの強みであるボールキャリーも、スクラムと同様に雑になってしまうところがあります。試合終盤に差し掛かった時はボールキャリーの姿勢が高くなってしまい、思うようにゲインできないことがあります。そのような時に、まずはポジショニング、スキャン、キャッチ、キャリアと基礎に忠実なプレーに立ち返ることが大事だと思います。

 

16年間のラグビー人生を振り返って、最も印象に残った瞬間について教えてください。

 高校2年生の時に初めて、関東高等学校ラグビーフットボール大会でメンバーに選ばれ、試合に出場した時です。選ばれた瞬間は喜びより心配が勝りました。しかし、後半から出場したその試合では、最初のボールキャリーでリピックから大きくゲインし、トライの起点を作ることができました。先輩にも褒めていただいて、日々の努力が実ったと思えた瞬間でした。

 

刺激を受ける同期はいますか。

 経営学部の同期である、福井(福井柊哉・3年)、井手(井手一登・3年)、小田部(小田部晃太・3年)、成田(成田直生・3年)、有志(村上有志・3年)、越後(越後智・3年)、渋谷(渋谷豪・3年)です。

 福井は、桐蔭学園の頃は帰る方向が違い、特別仲が良いわけではありませんでしたが、大学生になってから学部が同じということもあり、仲良くなりました。元々高校卒業を機にラグビーは辞めようと思っていましたが、福井のせいで続けることになってしまいました。入部するつもりはなかったので、道具や服は全て後輩にあげてしまっており、手元にはソックスと短パン1つしかありませんでした。福井が勝手に奥本さん(奥本昭彦・昭62年卒・リクルート統括)に自分のLINEを送ってしまい、知らない間に入部予定者リストに入っていました。福井は大学でもラグビーを続けるきっかけを作ってくれた人であり、そういう意味でも刺激を受けた人です(いい感じに言うと)。

 井手の最初の印象は、とても真面目な人でした。真面目でしっかり物事をこなすので、尊敬できる部分が多いですが、最近の井手は、モチベーションが低下しているとのことです。現在はウエイトトレーニングのペアを井手と小田部と組んでおり、互いに高め合い、成長できたらいいなと思っています。よく一緒に遊ぶため、井手の様々な一面を知る機会が多く、一緒にいると退屈しない男です。

 小田部は、とても静かでリアクションはあまりありませんが、仲良くなると少し深い話ができ、面白いです。プレー面においてもタックルが強いので、尊敬しています。小田部のタックルは強いので、普段からこれを受けておけば試合でも大丈夫だろうと思い、タックル練習の時などにわざとペアを組んで練習することもあります。また、帰り道が最後まで一緒で、よくスマートフォンでゲームをしながら帰るため、ゲームでのコンビネーションは最高です。

 成田は大学1年生の時に、最初に体験会で話したのが印象に残っています。SHなので、練習の時はよくボールを出してもらっています。また、春練習や夏練習では成田の運転する車に、よく乗らせてもらいました。非常に感謝しています。成田は怪我が多かったため、先日復帰をした時は嬉しかったです。しばらく一緒にプレーができていないため、自分の怪我が治り、プレーできるのが楽しみです。

 有志は、とにかく堅物です。大学1年生の時から人一倍真面目に部活動に取り組んでいました。一時期、練習後に有志とウエイトトレーニングをしていた時期もありました。スキルだけではなくフィジカル面も、継続して努力を惜しまない、一貫している所を尊敬しています。たまにちょける(ふざける)ところがあり、面白いです。

 越後は、桐蔭学園の頃は福井と同じであまり関わることがありませんでした。そのため当時は気づきませんでしたが、越後はとても頭が良く、要領も良い選手です。同じ学部に進学し、一緒に授業を履修する中で、そこが素晴らしいと気が付きました。高校生の頃、越後はFLだったので、細いイメージでした。しかし、大学入学時に比べて10キロ以上増量し、大学2年生ではHOに転向した越後は、食事面やスロー、スクラムを頑張っています。アキレス腱の怪我を乗り越えて、試合で活躍してほしいです。

 渋谷は、とにかく足が速いです。関東大学ジュニア選手権大会や関東大学対抗戦でボールを持った時は、トライしてくれるのではと期待させてくれます。今年はもっと活躍してほしいです。彼は保育園のアルバイトもしており、要領が良く、単位も取れていて、レポートやテストについて聞くと優しく教えてくれます。非常に感謝しています。

 経営学部の同期たちとはオフを使って一緒に遊んだり、旅行にも行ったりします。普段からずっと一緒にいるので仲が良く、距離も近いため刺激を貰っています。

 

期待している後輩はいますか。

 瑠人(野口瑠人・2年)、桐蔭学園の後輩たち(市川匠・2年、毛利幸太・1年、権藤祐輝・1年、鈴木豪・1年)です。

 瑠人は、同じ試合に出場することが多く、大体同じチームでプレーしているため、話すことも多いです。先日開催されていた、FIFAワールドカップも井手の家で一緒に観戦しました。春季試合はずっとスターティングメンバーだったので、これから更に成長してほしいです。期待しています。

 また、同じ高校の後輩たちにも期待しています。同じような過酷な練習をしてきた後輩たちです。高校時代に学んできたスタンダードや、磨きあげられた精神を活かして、立教大学体育会ラグビー部でも良い戦力となれるように頑張ってほしいです。

 

高校時代に「花園優勝」を経験されましたが、その経験は現在にどのように活きていると考えますか。

 ラグビーに対する姿勢を学びました。同期で活躍している選手が沢山いるので、そのような姿を見ると自分も頑張らなくてはと思うことがあります。高校時代では、もう一度は絶対にやりたくないと思えるくらいにラグビーをしました。その中で、基本的なプレーを一貫してやり抜く重要性を学びました。ボールキャリーの姿勢、寝方、キャッチの仕方など基礎的なことが一番大事です。凡事徹底の大切さを実感しました。また、印象に残らないと競争力の高い中で試合に使ってもらえないため、自分の強みを伸ばすことの大切さも学びました。

 

あなたにとってラグビーとはという質問に対して、「観るもの」と回答していますが、その意図を教えてください。

 高校時代は周りのレベルが高く、現在は日本代表やU20日本代表に出ている選手もいました。周囲を見た時に、自分がどこまで頑張れるか、どのレベルまで行けるかを考えて高校3年生でラグビーは辞めようと思っていました。しかし、結局はそのような状況下でなんとなく競技を続けてしまいました。ラグビーは怪我も多い競技なので続けるという判断をしたことに後悔している部分があることは否めません。そのため、16年間のラグビー人生を経て、プレーするより観戦した方がいいのではないかと思うようになりました。このような理由でラグビーは「観るもの」であると回答しましたが、本当は他の同期のプレーヤーに負けたくないと心のどこかで思っています。負けず嫌いな性格のおかげで今の選手としての自分がいます。

 

春季の振り返りと、これから控える試合への意気込みを教えてください。

 同じPRである捷聖くんが怪我をしてしまったので、専修大学戦からスターティングメンバーとして出場するようになりました。大学1、2年生で公式戦にはリザーブとしても出場した経験がなく、初めてのスターティングメンバーであったので、とても緊張しました。プレー面で、特にスクラムやフィールドの部分では納得のいかない部分がありました。怪我の影響はあるかと思いますが、その中でも夏合宿ではまず、プレーの精度を上げていきたいと思います。

 これから控える試合では、自分にできることを最大限頑張ります。そして、セットプレーを安定させることで、チームの戦力になれるように頑張ります。

 

最後に、HPをご覧の皆様へ一言お願いします。

 平素より立教大学体育会ラグビー部へのご支援・ご声援を賜り、誠にありがとうございます。自分にできることは限られていますが、強度の高いプレーや、安定したスクラム、力強いボールキャリーを磨き、チームに貢献できるよう頑張ります。引き続き、立教大学体育会ラグビー部へのご支援・ご声援のほど、よろしくお願いいたします。

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