
2026年10月26日(月)
白井 大督(4年・CTB)
「Addicted to challenges」
ラグビーを始めたきっかけを教えてください。
3個上の兄が中学校のラグビー部に入部したことがきっかけです。自分はそれまでサッカーをしていましたが、小学5年生の頃に、兄の真似をして地元のラグビーチームに所属する形でラグビーを始めました。
海外の高校(Hamilton Boys’)へ進学したきっかけとそこで学んだことを教えてください。
小学校から大学附属の学校に通っていましたが、高校に進学する際に、ラグビーが強いチームで自分はどれだけ通用するのか挑戦したいと考えたからです。日本の高校も見学しましたが、一番のびのびとプレーできそうだと感じたため、ニュージーランドの高校に行きたいと思うようになりました。中学2年生の頃に通っていたスキルアップのためのラグビースクールで、ニュージーランドの大会に招待されたことがきっかけでニュージーランドを訪れました。その時にお世話になった方が、高校進学の際にも協力してくださいました。その方の紹介で様々な高校を見学し、ニュージーランドの中でも強豪校であるHamilton Boys’ High Schoolに魅力を感じ、進学を決めました。
高校では、ラグビーを心から楽しむ気持ちと積極性を学びました。何も予定がない時にはパス練習をしたり、試合に出られなかった時期にはコーチのもとへ行ってアドバイスをいただいたりと、自ら進んでラグビーと向き合う姿勢を培えたと思います。コーチがあまり介入しない放任主義的な環境だからこそ、のびのびと競技をすることができた一方、その分自主性が問われる場面が多く、自分で考えそれを体現するというラグビーの本質にも気付くことができました。5学年25チームというシステムと指導体制が、主体的に考え行動し上のチームに食い込めるよう努力するというハングリー精神を教えてくれたと感じています。また、学校の休み時間にラグビー未経験者を交えてタッチフットをして遊ぶなど、ラグビーに触れる機会が多いからこその楽しさを味わうこともできました。
副務としてチームを支える中で意識していることは何ですか。
常に自分がチームの顔であることを意識しています。少し大袈裟な表現かもしれませんが、現在自分が担当している副務としての業務は部内以外の方と関わることが多く、立教大学体育会ラグビー部の白井という見方をされる場面がほとんどです。だからこそ、メール1通においても丁寧に打つよう心掛け、自分のミスで部全体のイメージが低下しないように、立教大学体育会ラグビー部の顔として気を引き締めて行動するようにしています。
責任は大きいですが、副務の仕事にはやりがいを感じています。大学生活であまり経験することのない目上の方々とのコミュニケーションは、自分にとって貴重なものだと感じています。
大学で印象に残った試合を教えてください。
昨年行われたジュニア選手権大会カテゴリー3・4入替戦の中央大学戦です。一昨年行われた入替戦で大東文化大学に負けてしまい昇格することができなかったこと、何より自分たちがお世話になった1個上の先輩方と戦える最後の試合だったからこそ、自分にとって思い入れの強い試合でした。先輩たちを昇格させたいという気持ちと、自分が立教の歴史を変えるシーンに立ちたいという気持ち、さらにチームへの自信があり、昇格できると思っていましたが、結果は同点で昇格という目標を達成することはできませんでした。勝ち切ることができず引き分けで終わったあの瞬間の悔しさは今でも鮮明に覚えています。自分が100%やり切ったと思っていてもまだまだ足りず、やり切れていないことがあったからこそ、それが形になってしまったのだと思います。勝ち切ることの難しさを学んだ試合として印象に残っています。
刺激を受ける同期はいますか。
咲太(大畑咲太・4年)です。1年生頃からプライベートでも仲が良い咲太とは、ほとんどの時間を別のカテゴリーで過ごしていますが、咲太のランスキルには毎度圧倒され、凄いを通り越して圧巻されています。自分もそうなりたいと思ってきましたが、4年間かけても超えられないスキルに感銘を受けています。今は怪我をしていますが、最後は4年生全員で、咲太が満足できるような引退の形を作りたいと思っています。4年生全員でやり切りたいと思うきっかけをくれた存在です。
期待している後輩はいますか。
向井(向井悠統・2年)、謙心(森謙心・3年)、純也(前田純也・3年)です。
向井は同じポジションの後輩で、1年生の頃からよく試合に出場しています。向井のコンタクトプレーは立教のCTBの中で一番強く、対抗戦Aグループでも通用するような選手です。学部が同じで地元が近いということもあり、プライベートでも仲が良いです。強みのコンタクトプレーを強化して、プロになってほしいです。
謙心は、CTBとして一緒に試合に出場した経験が一番多い後輩なのですが、せっかくの左足という武器を活かしていない印象があります。謙心が試合で左足のキックをすると、立教の戦術としても強みになると思うので、その武器を試合で遺憾なく発揮してほしいです。
純也は、ポジションは違いますが、学部と所属するゼミが同じで地元も近い後輩です。良い意味で先輩扱いせず距離感が近い後輩なので、プライベートでもすぐに仲良くなりました。怪我が多いですが、怪我がなくなればとても良い選手になると思っています。体格が大きく、スピードがあり、コンタクトプレーも強いという自身の強みを活かして、対抗戦Aグループで活躍する選手になってほしいです。
チームの今後の課題を教えてください。
入りの悪さです。関東大学対抗戦とジュニア選手権大会どちらも共通して先制される場面が多く、それがきっかけでスイッチが入って得点を取り返すというようなシーンを度々目にします。前半後半の入り、立教のチーム独自の言葉で言う「ロケットスタート」の部分が課題であり、チームとして意識すべき点だと思います。
自分の強みは何ですか。
挑戦力だと思います。高校進学の際に大学附属校を出て海外に1人で渡り現地の高校に進学するという大きな挑戦をしたことがあるように、現状維持が嫌いな性格故に、常に様々なことにチャレンジしてきました。自分が成長できるチャンスがあれば突っ込んでいくことができる、その思い切りと勇気があるところが強みだと思っています。チームではジャージを準備するマネジメント選手として1年生から活動したり、2年連続で副務として業務を行ったり、B戦やC戦でゲームキャプテンを任せていただいたりと、挑戦する場面が多かったと感じています。こうした経験から、自分の目の前にある成長機会に対して、怖気づくことなくチャレンジできる性格だと自負しています。
しかし、その分失敗することも多かったと思います。高校時代に寮長を志望した際に選ばれなかった経験など、必ず成功しているわけではありませんが、そうした経験も次につながっていると考えています。幼い頃から母に、全てのことに意味があると教えられて育ってきたため、その失敗を次に活かし、落ち込んでも前を向くように意識しています。
大学ラストシーズンへの意気込みを教えてください。
とにかく悔いのないようにやり切りたいと思います。一生懸命やり切れば後輩たちに何か残すことができると思っていますし、自分が残した何かが後輩たちに役立てば良いと思っています。そのために、最後まで副務の仕事もプレーも妥協せずに、最後に「やり切った」と言えるように、残りのシーズンを走り切りたいです。
最後に、HPをご覧の皆様へ一言お願いします。
HPをご覧の皆様、日頃より多大なるご支援・ご声援を賜り、誠にありがとうございます。
皆様より頂戴したご支援・ご声援を勝利という形で恩返しできるように副務、そして選手として最後まで尽力いたします。大畑組の目標である「大学選手権出場」「ジュニア選手権大会カテゴリー3昇格」を達成すべく、選手一同「勝心(ガチンコ)」で取り組んでまいりますので、引き続きご支援・ご声援のほど、よろしくお願いいたします。

