2020年2月21日(金)

インタビュー 北山 翔大(4年・SH)

「キャプテンとしてチームの模範像になるために」

主将になった心境を教えてください。

 今まで主将という立場を経験したことがないので先輩の背中を追っていた自分が、主将としてチームの先陣を切って活動している姿が正直想像できませんでした。学年ミーティングでも、はじめは周囲の意見を受け身に聞いているだけでした。しかしミーティングを重ねるうちに、同期が自分を認めてくれ期待をしてくれていたので意思が固まり、主将に立候補しました。昨年の津田主将(津田祥平・令和元年度卒)が作り上げてくれた規律面を今年も徹底して続けるためには、基礎的なことから自分がチームの模範になりたいと思います。

チームにとってどのような主将になりたいですか。

 全員の先頭に立ってチームを引っ張っていくためには、チームの一個人として仲間全員とコミュニケーションをとり、下級生の意見にも耳を傾けて全員の意見を尊重できるようになりたいです。選手間だけではなく、マネージャー、トレーナー、コーチ陣などスタッフとのコミュニケーションももちろん大切にしたいと思います。最上級生、主将として周囲の意見に耳を傾けることは、今まで自分が気付かなかった新たな発見にも繋がると考えます。なにか気づいたらアクションを起こし、より良いチーム作りを心掛けたいです。

 

「北山組」をどのようなチームにしたいですか。

 「各々が目的意識をもって言い合えるチーム」と「シーズンが終わるときに学年・立場関係なく誰もが良いチームだったと思えるチーム」を作り上げたいと考えています。先日のミーティングでは今年の目標・春の目標・一週間の目標をお互いに共有し、全員に目的意識を持って行動してもらうよう話しました。この長い春の練習を淡々とこなすのではなく、全員が目的・ゴールを持って練習に参加できる環境づくりを心掛けたいです。お互いの行動を見て指摘し、言い合うことができる環境を作り上げ、チームのゴールである最多勝利、対抗戦Aグループで二勝以上とジュニア選手権大会昇格を実現します。

また今年からグラウンド・ウエイト場・部室の三ヵ所に風紀委員を設置し、チーム全体でスタンダードを上げていく取り組みを始めました。私自身も率先してみんなの模範になれるよう日々行動します。

副将・相良隆太について教えてください。

 相良(相良隆太・4年)は行動力があり、グラウンドの練習でもウエイトトレーニングでもチームに一番良い影響を与えている存在です。相良は言葉だけではなく、自らの行動でチームの模範になり誰よりも体を張ってくれます。昨年ニュージーランドへの留学を経て相良はフィジカル面でも精神面でも成長して帰ってきたと思います。以前より皆とコミュニケーションを取るようになり、視野が広くなったと思いますし、当たり前のことにも常に疑問を持って行動し、細かい部分に気づいて指摘する姿勢は同期ながら尊敬しています。副将に相良がいることで自分に足りないものを見つけることができ刺激になるので、これからも積極的にコミュニケーションをとり、更に高め合える存在になっていきたいです。

今年のスローガン「BREAK」に込められた思いについて教えてください。

 今年のスローガンを決めるにあたり、幾度も学年ミーティングを行いました。今年は対抗戦Aグループで戦っていく上で、全員が目的意識を持って高みを目指し進化していく必要があります。今までの自分達以上になるために、今までのスタンダードや記録、個人の意識、自分自身の殻を打ち破るという意味が「BREAK」には込められています。これまで成し遂げたことのない記録を達成し、このチームで立教ラグビーの歴史を塗り替えたいと思います。

同期について教えてください。

 同期は自分の意見を持っている者が多く個性豊かです。学年ミーティングでは全員が議題に対して真剣に考え、根拠を持って発言していました。この学年なら後輩ともうまくコミュニケーションをとり、「各々が目的意識を持って言い合えるチーム」を先導できると確信しました。寡黙そうに見えても、自分自身のしっかりとした意見を持ちみんなの前で発言できるこの学年は後輩にも良い影響をたくさん与えることが出来るので、その発言力をグラウンドでも発揮してほしいと思います。

 同期で特に頼りがいがあるのは航央(中田航央・4年)です。航央とは小学校1年生の頃からの付き合いで、16年間も同じチームでラグビーをしてきたのでお互いの信頼度が高いと自負しています。誰よりも責任感があり、自分の意見をしっかり持って行動できるところが航央の秀でている点だと思います。ラグビーだけでなく、ラグビー以外でも探求心が旺盛であり色々な知識を持っていて発言に説得力があるため、これからも様々な視点からの意見をチームに発信してほしいです。

期待する後輩を教えてください。

 期待する後輩は同じポジションの総真(伊藤総真・3年)です。昨年から自主練でよく一緒にパス練習をしていますが、パスも速くなっていて成長していると思います。庄子(庄子真登・2年)も期待する後輩の一人です。入学当初と比べて体も大きくなり地道に努力している印象があります。もっとグラウンドレベルでも自信を持って積極的に発言をしてほしいです。また、勝沼(勝沼遼・3年)の活躍も期待しています。初心者で入部したにも関わらず、グラウンドでもウエイトトレーニングでも人一倍努力している印象があります。体も大きくなり試合への出場機会も増えているのは、努力している証だと思います。

自チームの皆に伝えたいことはありますか。

 今年は念願の対抗戦Aグループでの戦いです。誰もが輝ける場があり、誰にでもチャンスがあります。この素晴らしい環境に感謝し、何事にも全力でチャレンジしてほしいと思います。特に下級生は上級生がいるからといって言いたいことを内に秘めず、積極的に行動してほしいです。下級生が活発に行動することで上級生も良い影響を受け、立教らしいチーム作りができます。立教は良い意味で上下関係があまり厳しくなく、誰でも発言しやすい環境が整っています。全員がそれぞれの強みを生かして周囲に良い影響を与え合う意識を持って日々取り組んでほしいです。

自分自身の大学ラグビー最後の年への意気込みを教えてください。

 大学ラグビー最後の年に対抗戦Aグループで戦えることに感謝して一日一日を大切に練習に励みたいと思います。昨年から西田さん(西田創・HC)にフルタイムでご指導いただき、ウエイトでは首藤さん(首藤甲子郎・S&Cコーチ)に鍛えていただき、スタッフ陣への感謝の気持ちも込めて、この三年間積み上げてきたことをラストイヤーに全て出し切り、悔いの残らない一年にしたいです。チーム全員で鼓舞し合いウエイトや自主練を怠らず、立教大学ラグビー部の小柄なイメージを脱却し、自分達の持てる力を余すところなく出していきたいと思います。自分自身、まだまだ甘い部分はありますが、日常的に規律面を徹底し理想のリーダー像に近づけるよう日々模索しながらチーム皆から信頼を得られる主将になりたいと思います。

HPをご覧の皆様に一言お願いします。

 立教大学ラグビー部の関係者の皆様、父母の皆様、日々多大なるご支援・ご声援ありがとうございます。昨年の入替戦の結果、5年ぶりに対抗戦Aグループという素晴らしい舞台に返り咲くことができました。この恵まれた環境に感謝し、日々サポートしていただいている皆様に良い結果をご報告できるよう部員一同全力を尽くします。今年も温かいご声援をよろしくお願いします。

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